一か月もブログの更新を怠っているうちにNHKニュースウォッチ9の大越健介キャスターが3月
で降板するとのニュースが報じられました。
私は、僭越ながら東大野球部で大越さんの2年後輩にあたります。
私が東大野球部に入部したころ、大越さんはすでにエース級の主力投手でした。
その秋には早稲田から勝ち点をあげ、自分は試合には出ていない(出れない)ものの、とても興
奮したのを覚えています。
大越さんの代の方々には有力な選手が多く、また強面も多かったので、入部したての時は、練習
中、よく怒られていました(大越さんにもよく怒られました)。
バッティングキャッチャーをやっていた時には、声が出ていないとゲージの後ろから怒られ、解放
されて、セカンドベースの後ろで玉集めをやっていると、ゲージの後ろにいたはずの大越さんと
バッテリーを組んでいた某先輩がセンターを守っていて、また、声が出ていないと怒られ、、、、毎
日気が安まる日はありませんでした。
しかし、新歓コンパで、意を決してそうした怖い先輩の物まねをしたところ(もちろん大越さんの投
球フォームのまねもしました(今でもできます))、これが大うけしてしまい、その翌日以降、大越さ
んの代の先輩方には大変かわいがってもらいました。
大越さんに対し、世間の方々がどのような印象をもっておられるかは分かりませんが、後輩の私
にとっては、面倒見の良い熱血漢です。サイドスローのピッチャーでしたが、打者に気迫で向かっ
ていくタイプでした(バッターとしても強打者でした)。私を含め、後輩にとって、厳しいながらも、と
ても包容力があって頼れる先輩でした(これは、大越さんがニュースウォッチ9で東大野球部の話
題をたびたび取り上げてくれたことからも容易に想像がつくと思います)。
そのような思い出から、たまに早く自宅に帰ると、大越さんがテレビでしゃべっていて、、、
当初はそれが何だか妙な気分でした。
最近では、やっと慣れてきたという状況だったのですが、、、、とても残念です。
大越さんの降板については、巷間様々な噂が取り沙汰されています。
私の記憶によれば、大越さんは、少なくとも大学3年の頃には、NHKに入って記者になりたいと
の希望を持っておられたと思います。大越さんの、このような根っからの記者魂とその人間性か
ら、ニュースウォッチ9では、自ら伝えるべきと考えることは伝え、意見すべきと考えることは意見
するとの姿勢を貫いたのではないでしょうか。大越さんのその姿勢が、東大野球部の後輩であ
る私にとっての誇りでもありました。
ニュースウォッチ9は単なるニュースではないはずです。そのような姿勢がいけなかったのでしょ
うか。
大越さんの降板には大きな疑問を持たざるを得ませんし、噂が真実であるならば、日本にとって、
由々しき事態がひたひたと迫っている不気味さを感じざるを得ません。