年が明けても寒い日が続きます。
毎年思うことですが、1月2月は沖縄に2ケ月くらい
滞在できたらとおもいます。
これが駄目ならフィリッピン、バリ、台湾と仕事に
託けて3週間くらい日本から逃避したいのですが
これも無理なようです。
結局寒さに耐えるしかないようです。
私の悪い癖ですが、大量仕入れの悪癖があります。
仕入れ過ぎたなぁと思いながらやっと売り捌いて
在庫がなくなりますと、また仕入れる訳です。
とにかくお客さんに売り切れです“SOLD OUT”
と言うのが心配な訳です。
40年近く前に第1次プカシェルブームが来た時に
27万本を売り捌いたこと、その後更に仕入れ20年後の
第2次のプカブームで売り捌いたこと、そして現在1万本
のプカの在庫を抱えていることもブログに書きました。
このプカも徐々には売れていますが、よほどのことが
ないかぎり売り切ることは難しいと思います。
私に残された時間がさほど長くないからです。
なんとか製品にしてでも売りたく思っています。
②プカシェルを使ったブレス。
上の左が青サンゴとプカのコンビ。
右が青サンゴとスポンジコーラルのコンビ。
下の左がアップルサンゴとプカのコンビ。
左がウッドビーズとプカのコンビを作ってみました。
さいわい全ての材料が手元にあります。
③ザル貝のヤタラ(サザレ)
これをプカシェルと呼ばれている方がありますが
プカではありません。
このヤタラも40年近く前から毎年底堅く売れています。
ただある年に爆発的に売れました。
聞けばV6と云うアイドルグループが着けたことが
原因でした。
コンテナ船で輸入しました。
V6(ろく)と云って、三和銀行の外為の原さんにそれは
V6(シックス)と教えられました。
近年にはEXILEのメンバーが着けていたと従業員から
聞きました。
さいわい毎年コンスタントに輸入していましたので
切らすことなく売ることが出来ました。
ブームが去っても買い続けやはり2万本くらい在庫に
なりました。
そこで考えたのが下の写真のブレスです。
これはウッドビーズにハイビスカスの絵と
プルメリアの絵を描いたブレスを作りヒットさせました。
たぶん10万本では効かないでしょう。
窮すれば何とか成るものです。
今では類似品も出ています。更にコストを抑えるために
ビーズを4個にしているのも見ました。
これは何に使うために仕入れたか失念しました。
数万個あります。
いまではワシントン条約で禁止のサンゴです。
⑥ザル貝のヤタラとサンゴソロバンのコンビ。
ソロバン玉消化のために作りました。
ヤタラとウッドビーズのハイビスのようには期待
できないと思います。
二匹目のドジョウがいるほど甘くはないと思いますが、
卸値で勝負しようと思います。
フィリッピンで作らせば工賃が安いですが、前述の
ようにサンゴの輸出、輸入が禁じられています。
⑦シャコ貝ビーズとマルチカラーヒーシーのブレス。
シャコ貝ビーズ4~5mmのビーズが大量にあります。
今ではシャコ貝もワシントン条約で輸入禁止の貝です。
ずい分前に輸入したものですが、減らすためにブレス
を作ってみました。
⑧ウッドプルメリアとシャコ貝ビズのネックとブレス。
金属のパーツとの組み合わせで作っていましたが
シャコ貝ビーズを減らすために作りました。
⑨タイラギ貝染めヒーシーネックレス。
左が仕入れた時の状態です。右が最近差し替えた
ものです。組み方が気に入らずいずれ直したいと思いながら
忘れていました。
タイラギ貝は黒い色の貝ですが非常に渋い色に染め上がって
います。マルチカラーのコンビネーションです。
一見木のヒーシーを染めたのではないかと思うほど
柔らかい色に染め上がっています。
ただ染料で染めただけでなく、その後薬品に浸けて化学反応
をさしていると思います。
⑩プカシェルとウッドビーズのブレス。
プカシェルを減らすためにプカとハイビスカスの絵を描いた
ウッドビーズのコンビのネックとブレスを作っています。
⑪我が家のプカの物置。
クライアントからプカの直径14~15mmの太さの物が
300本揃うかとの問い合わせがあり久々に箱を開けてみました。
⑫プカ特大12~20mm。
800本の特大プカから選り分けましたが希望のプカは
200本余りでした。
まだもう少し残っていますので選り分けるつもりですが
300本は無理のようです。
⑬黒蝶貝カメオ。
200個ばかり出てきました。
10種類余りで2,000個くらい仕入れたのでは
ないでしょうか。
これは先ず鋳型で各デザインの顔を作り、
それを合鍵を作るように超音波で貝になぞるように
彫って行きます。そのあとルーターで顔の膨らみなど
柔らか味を加えて行くわけです。
まず輪郭はまったく同じものがいくらでも出来ますが
出来上がったカメオの違いは後のルーターでの
仕上げによってカメオの価値が決まります。
ここに職人の腕の違いが出てくる訳です。
因みにイタリアのカメオはマンボウ貝に彫られる
訳ですが、職人の腕によってXA,A、B,Cなどの等級に
分けられています。
すべて手彫りで作られていると聞きました。
40年くらい前の見聞ですので今はどうでしょうか。
しかし材料のマンボウ貝、クチグロトウカムリ貝(くろぽっい
カメオ)は薄くてアールがついているので超音波で彫るのは
難しいのではないでしょうか。
⑭タイラギ貝のヒーシーとボーン、ホーンのネック。
これは在庫整理のためではなく来年用の新製品です。
ただし白蝶貝の丸ツノが700個くらいありますので
このネックも作っています。
左のテールと中央のカメは水牛の骨で、右のカメは
水牛のツノで作りました。
⑮白蝶貝の菊彫り55mm丸。
昔、コンパクト用に作ったものです。
裏に白蝶貝または白い樹脂を貼合せました。
中央の上部には本サンゴと本真珠を埋めました。
まだ何十枚かはあります。オーストラリア産の白蝶貝
です。
オーストラリアの白蝶貝はフィリッピン、インドネシアの
白蝶貝(いわゆる黄蝶貝)と違い肉厚で白いです。
ブローチで売っていましたがペンダントにしてみました。
⑯メキシコ貝の比較。
左が私の持っているメキシコ貝。左右の大きさが20cm。
背中にきれいなクジャク模様が現れています。
右が最近フィリッピンから輸入したメキシコ貝。
左右の大きさが15cmです。背にはクジャク模様が
出ていません。
むろんメキシコ貝はメキシコ産ですが貝の物々交換(バーター)
で入ってきたものと思われます。
⑰メキシコ貝ブローチとダエンの貝。
左のブローチはメキシコ貝を貼ったブローチです。
中央と右のダエン(30x40mm)の貝はメキシコ貝の背中、
つまり外側から採った貝です。
金具(空枠)に嵌めるブローチとかペンダント用の貝は
どうしても中央部分が高くなくては枠とのバランスが
とれません。
従って外側にクジャク模様の出る貝が必要です。
内側からは全ての貝にクジャク模様が見ることができます。
しかし未磨きの貝は表面が荒い殻に覆われていますので
貝の外側にクジャク模様が出るか出ないかを見極めるのは
素人には不可能に近いです。
それと貝が虫に食われているか居ないかも見極める
ことも大事です。これも素人には見分けの難しい作業です。
私どもの職人(故人)はおそらく日本一いや世界一の
貝の職人だったと思います。
ある貝の職人さんが“こんな磨きが出来る職人が日本に
居るのですか”と驚いたことがことが思い出されます。
それ故に40年間、彼が磨いてくれた貝を持ち続けています。
私にとっては宝物ですが、行く末を考えればこの匠の残した
貝パーツの数々をどの様にして現在の世に生かせるかかが
私に課せられた使命と思っています。
ヤコウ貝は厚いので問題はないでしょうが、黒蝶貝、メキシコ貝は
枠に嵌めるように薄くしていますのでこのまま使うのには無理と
思います。
裏に別の貝か樹脂かで補強が必要です。
近々現物をフィリッピンに持参して裏側を補強してみます。
11月にバリで仕入れたパウアシェルのパーツがやはり樹脂で
補強されていました。
































