5月25日、東京などの緊急事態宣言が解除されました。

シェルワールドも2ヶ月の休業を経て6月に開店です。

休業中の2ヶ月はSTAY HOMEでひねもすスクラップ整理に

励みました。

沖縄のクバうちわです。

STAY HOME中に出て来ました。

懐かしい琉球の風を感じます。

眺めているだけで心が癒されます。

左は黒檀で作られたエイです。

水牛の頭はツノで作られています。

何時のものか思い出せません。

ミセスポンセの時のものでしょうか。

解体するつもりで家に置いてありましたが惜しくなり止めました。

左のネックには50cmのペンシェルヒーシーが6連、つまり3mの

長さです。2個で40cmの長さが15本採れます。

右の2本は48mmの白水牛に38mmの白蝶、黒蝶貝を乗せて

います。上の部分のパーツも水牛です。

これもやめました。

こちらはオウム貝クラッキングです。

直径は70mmです。

上の写真の中の列、右から3番目の大きい貝と上の列の右端と

左端の3個がカミナリサザエで犬に噛まれる前の状態です。

これらのツノがすべて噛み切られました。

本当に憎き愛犬です。

さすがに暫くはおとなしくしていました。

シェルワールド行きの準備をしています。

マツカワ貝、左から6cm,4,5cm,3,8cmです。

6cmのものはずいぶん前のもので中に黒く贓物が残って

いましたのでそのままにしていましたが、あまりにも立派なので

液に浸けて取り除こうと針金を使ってみましたが上の段は白く

なりましたが後は針金が中まで通りませんでした。

耳かきにパーツ付けです。

これも古い品です。シェルワールド行きです。

ウッドブレスの解体です。

貝ネックの解体です。

解体後です。

ストラップのパーツを切り離しました。

しかしこれはまだ売れるのではと後悔しています。

解体後、ビーズを糸通しました。

あまり価値のあるものではなくフィリピンで買った方が安くつき

ます。

上の木の葉はメキシコ貝です。大きさは70x40mm。

下の木の葉はパウアシェルと赤サンゴ(オオイソバナ)です。

メキシコ貝の木の葉はメタル枠で作られたものでしたが裏の

ブローチピンが取れて使い物になりませんでしたがメキシコ貝の

クジャク模様が立派で捨てきれませんでした。

貝を外そうとすると必ず割れます。

フィリピンで旧職人にメタル枠をすっぽりと樹脂で覆いさせました。

下の木の葉は同様のものをやはり職人に復元させたものです。

イチゴナツモモが出てきましたので洗いました。

100個くらいです。

右側はマンボ貝のイタリア製のカメオです。

上段中央の金具枠のカメオは20x30mmです。

下のカメオは13x18mmの黒蝶貝に貼られています。

全て手彫りの作品で微妙に顔かたちが違います。

今では超音波を使って全く同じものが作れますが手彫り故の

貴重品です。

いつ見ても惚れ惚れする作品です。

超音波によるカメオです。15種類あります。

これはカオシュンのコーさんからの仕入れ。

顔の13種類は各100個、後の3型は各50個でした。

顔は45x55mmです。

台北のオーさんから仕入れ。各200個でした。

いづれも台湾製ですが今では台湾には職人は居ないはずです。

台湾の技術は中国に移されましたのでたぶんこの技術も引き

継がれていると思います。

タカセ貝のカメオです。

カオシュンのコーさんからかタイペイのチョウさんからか

忘れました。

黒蝶貝の台はフィリピンの第一職人に作らせました。

大きいカメオでまだ150個くらいありそうです。

 

解体です。

解体です。

解体です。

タカセタイコ(S)のブレスです。

解体する予定でしたが目の前にして惜しくなり止めました。

解体した後のパーツです。貴重な物は残してあります。

左列の上から3番目と4番目の円筒形のパーツは白蝶貝と

黄蝶貝が2mm弱✕25mmの幅にカットして貼られています。

両サイドの黒い部分はペンシェルです。

今の職人では割に合わないと作ってくれないでしょう。

ウッドロザリオも解体です。

クロスは77ヶです。

8mmのウッドビーズは40cmで24本出来ると思います。

黒蝶貝、白蝶貝の菊彫りです。

白蝶貝の花芯には本サンゴ、本真珠を付けました。

それぞれ特注の爪止め金具枠も用意してあります。

黒蝶貝は65mm、白蝶貝は58mmの大きさです。

黒蝶貝はタヒチ産、白蝶貝はオーストラリア産です。

むろん日本で彫られたものです。

40数年前までは潤沢に手に入りました。

今は手彫り職人も居ないのではないでしょか。

タツノオトシゴ(本物)が埋め込まれたカフスセットです。

私の前の代のものです。

解体しました。

金具はむろん廃棄です。オトシゴは使えるか検討してみます。

 

とにかく50年余りズルをしていましたのでかなりの量です。

コロナ禍のおかげか手を付けることが出来ています。

 

タカセイルカ、サカナ、クジラ、マガキイルカ、サカナ、クジラの

ブレスレットの注文を受けています。

それぞれ各300個、1800個のパーツが必要です。

昨年各600個、計3600個注文してのブレスの出来上がりが

5ヶ月かかりました。

手持ちのパーツのみでも充分ありますが、在庫のネックを持参

してSCRAP & BUILDです。

”七つの子”です。実際はもっとありますが・・・・・。

ペンシェル(タイラギ貝)と白蝶貝です。

昔の品です。懐かしい品です。

左の列とその右の上、変形三角、扇形はパウアシェルです。

後は全てメキシコ貝です。

やはり整理していましたら出て来ました。

大体定番の丸、四角、ダエンはヤコウ、白蝶貝、メキシコ、黒蝶貝

とサイズ別に引き出しに収まっています。

その数は今でも一万個では効かないと思います。

丸でも6、8、10,12,14,15,16,18,20,25,27,30mm

ダエン6x8,8x10,10x14,13x18,15x22,20x30,30x40

四角6x6,8x8,10x10,12x12,15x15,20x20,25x2

などに長方形もあり、メキシコ、ヤコウ、白蝶、黒蝶です。

上の細長いパーツはバレッタ用に作らしたものですがパウア

シェルの中央部分が含まれていますので使用しなかったもの

です。

メキシコ貝は中央部分が美しく、パウアシェルは外側の周りが

美しい色合いです。

ただしメキシコ貝のようなクジャク模様はありません。

左の変形三角と扇形以外はすべてメキシコ貝です。

中央の四角の大小とその下の変形はメキシコ貝の中央部分を

中から取ったパーツです。

他のダエン全てはメキシコ貝の外側から取ったパーツです。

従って中から取ったものは中央部分が凹んでおり、外側からの

ダエンは逆に中央部分が凸っております。

業界用語では外側から取るのを背盛りと呼んでいます。

この写真は中央の四角大を裏返して撮りました。

つまりメキシコ貝の中央部分の外側です。

メキシコ貝は中側から見てクジャク模様が見えても外側に

クジャク模様が現れるとは限りません。

その確率は非常に低く我々素人には見分けが不可能です。

その点、当社の職人は瞬時に選り分け、彼の目に叶わない貝は

韓国行きでした。

全てメキシコ貝の内側から取ったパーツです。

右側と中央下はすでにフィリピンの旧職人に仕上げてもっらた

パーツです。

左の上と下の四角いパーツも四隅をカットして仕上げてもらい

ます。

メキシコ貝各種パーツです。

ヤコウ貝各種パーツです。

ほとんどが貝のアールを生かしてバレッタ用にカットされたパーツ

です。

これらもフィリピン行きで他のパーツに変えます。

当社の職人が生存していれば簡単なことですが。

メキシコ貝タンザク8x20mmです。3000個あります。

職人に生前10x20,8x20mmと各3000こ作ってもらいました。

10x20mmはほとんど使いました。

フィリピンの第一職人がリタイヤしましたのでこのパーツを生か

せる職人がいるか心配です。

2ヶ月の休業が終わっても在庫整理は続いています。

上のようなものも出て来ました。

早速、金具に貝を糊付けしました。30mmの丸です。

昔、甲府の石屋さんに黒蝶貝の30㎜丸、白蝶貝15mm丸、

10x14、13x18mmのダエンを送って上のようにダイヤモンド

カッターでカットしてもらいました。

もう金具枠は無くなったものと思っていました。

ついでにメキシコ貝30mmも付けてみました。

それ故にフィリピンに持参して第1職人に上のように黒の樹脂で

枠を作ってもらったのです。

 

これらもコロナのおかげです。