休みの日にヒオウギ貝の磨きです。

 

とりあえず500枚をたわしで擦り、水洗いで大まかな汚れを

落としました。

それでもご覧の通りまだまだ表面は汚いです。

次に次亜塩素酸ソーダに一昼夜浸けて更に汚れ落としです。

大きな容器ですが入りきれないですので二度に渡って浸けます。

500個を浸け終えました。

表面の汚れは落ちましたがまだカキ殻が貝の襞の間に残って

います。

水分を含みますと正にヒオウギ貝ですが乾きますと色が飛んで

白っぽくなります。

次はボール盤にワイヤーブラシを取り付けてカキ殻を落とし

ましたがまだ襞の間にカキ殻が残っています。

ルーターにダイヤモンド針を付けて襞のカキ殻を除きました。

襞が白っぽいですがこれはルーターで除いた後の粉ですので

希塩酸で溶けるはずです。

ズルをして襞のカキ殻を塩酸で溶かして取り除こうとしますと

酸に侵食されて貝に穴が開いてしまいます。

希塩酸に浸けて残った少量の牡蠣殻を溶かしました。

水分を含んでいますので色はきれいです。

天日で乾かしますと上のような色です。

まずまずの色に仕上がりました。

この後、更に艶出しの液を塗って終わりです。

仕上がりました。フットランプです。

まずまずの出来上がりと思っています。

上のヒオウギは次亜塩酸ソーダに浸けてワイヤーブラシで

牡蠣殻を落としたものですが上のようにしつこい牡蠣殻は残った

ままです。

これはダイヤモンドカッターで襞に沿って切り落とします。

この作業に手間がかかります。

厄介な牡蠣殻を落としました。

しかし手間がかかりますのでしつこい牡蠣殻の着いた貝は

後回しです。

タイガープカのバラです。

先ずふるいにかけてサイズを分けます。

その上で40㎝の長さ糸通しかブレスレットに仕上げます。

メキシコ貝のウス貝です。

10gづつPPの袋に入れて販売しています。

10kg余りありましたがのこり1~2kgになりました。

螺鈿作家の方たちに好評のようです。

安く売りすぎたかなと思っています。

愛犬は椅子の上の空のぺットボトルを見て吠え続けています。

サンゴモドキです。

塩ビのケースに入れてシェルワールドに出しています。

昔、マグノリアアイスクリームの箱(ミカン箱3個分?)で仕入れた

物です。

珍しいのでしょうか足は速いです。

現在は輸出禁止のはずです。

昔、土佐の宿毛から仕入れた赤サンゴの丸玉です。

まず5㎜玉にチタンポストを付けました。

終われば5、5mm、6mm玉にポストをのり糊付けします。

40年間持ち続けていましたがそろそろお別れです。

ヤコウ貝シズクです。

前回、手前の5個のように150個先端を丸めてもらい穴は

自分で開けました。

次回用に200個用意しました。

黒蝶貝シズクです。

やはり前回同様に中央のシズクをカットして中抜きにして

もらいます。やはり200枚用意しました。

 

いつものように羽田ー香港ーセブと航空券を予約していましたが

コロナウイルスの関係でフィリピン政府が香港からフィリピンへの

入国が当分禁止されました。

案じていましたが当然だと思っています。

 

我が国よりフィリピンの方が安全ではないでしょうか。