クライアントから7~8cmサイズのヒオウギ貝を頼まれ
フィリッピンの3業社に当たりましたが、希望のサイズ
より小さい物しかなく諦めていました。
日本で養殖をしていることは知っていますが
この年で洗うのは大変だと迷っていました。
しかし頼まれるとノーと言えない性質で結局仕入れる
ことにしました。
高知では長太郎貝の名で養殖されています。
身内に7~10cmサイズを頼みました。
早速2箱送られてきました。
①高知のヒオウギ貝(長太郎貝)。
数えていませんが5~600個くらいあると思います。
未洗いですので表面は汚く臭いです。
それにほとんどが10cmクラスです。
写真で見ても洗い果斐がありそうです。
緋色、黄色、紫色のヒオウギ貝が想像されて
楽しみです。
②愛媛のヒオウギ貝。
翌日、愛媛からも届きました。400枚です。
こちらは希望の7~8cmのサイズに統一されて
水洗いされています。
さすがプロの商品です。
①②のヒオウギも一度次亜塩素酸ソーダに浸けて
汚れを落とし、乾燥させた後、ワイヤーブラシで
表面の石灰質の付着物を取り除かねばなりません。
③1回目の次亜塩素酸に浸けた後の高知のヒオウギ。
貝の臭い、内側のぬめりなどがなくなりましたが、
再度次亜塩素酸ソーダに浸ける必要があります。
②の愛媛のヒオウギも次亜塩素酸ソーダに浸けました
以前仕入れたヒオウギは表面に藤壷が
たくさん付着していててこずりましたが今回の物は
いづれもほとんど藤壷は見あたりません。
それでも貝のヒダの中に付着した石灰質の除去には
時間が掛りそうです。
④塩酸に浸けた後のヒオウギ。
磨いていたものです。
今回2度塩酸に浸けました。
緋オウギの色が出てきました。しかしまだ貝のヒダに
若干石灰質の白い物が残っています。
再度ワイヤーで磨き、取り除きます。
1度で取り除こうと塩酸で痛めつけると貝に穴が開く
危険性があります。
高知のヒオウギはもう一度次亜塩素酸ソーダに浸け
1からやり直しです。
これは相当手ごわく時間がかかりそうです。
しかしいい色のヒオウギ貝が出来ると思います。
⑤2回目の次亜塩素酸後の高知のヒオウギ。
2度次亜塩素酸ソーダに浸けた後の高知のヒオウギ
です。かなり石灰質が取れました。
さらにワイヤーブラシで取り除き塩酸に浸けます。
⑥ワイヤーブラシを付けたボール盤。
この作業が一番の難所です。
やはり年寄りには重作業で腰が痛くなりました。
こらが終わって塩酸浸けになりますと、楽しみです。
緋色、黄色、橙色、紫色ときれいな色が出てきます。
しかしやはり茶色の色が多いようです。
これで終わりではありません。
最後にグラインダーで貝の輪郭を揃えてやります。
しかし全てが終わるのには何時になるでしょうか。
とりあえず400個を5月の連休前に仕上げる予定です。
我が家のプカ物置を開ける頻度が増えています。
プカシェルの注文が例年より多いようです。
これもアベノミックス効果でしょうか。
昨年の11月のドル円の交換は82円台でした。
今年の4月は102円台です。
実に20数%の円安です。
確かにアベノミックス効果は出ています。
昨年の11月には82円で輸入出来た物が、
102円支払うことになりました。
仕入れの値上がりを直ちに卸値に転嫁出来る
状況にありませんので私にとっては悲劇です。
150枚くらい仕上がりました。
4月の連休中に250枚、高知の大きいヒオウギも
4~50枚くらい仕上げてみる予定です。
高知のヒオウギの仕上がり具合は次のブログの写真で
ご報告いたします。


