11月はフィリッピン行きの月です。
キャセイ便で羽田ー香港ーセブの航路は、
昨年の11月以来7回目の羽田発です。
羽田での為替は某国の銀行のレートが
0.61円邦銀のレートより安いのでここで両替。
セブでは毎回のようにタクシー代が値上がり
している感じです。もっともフィリピンではと
云った方が正しいのでしょう。
セブ滞在の6日間はビールを控えました。
ウイスキーも1本止まり。TM氏と2晩、
台湾の友人と1晩、外で飲みましたのであまり
自慢にはなりそうにありません。
仕事の方は3社から頼まれたパーツ作り、
貝、ヒーシーネックなどの仕入れ、当社のパーツ
作りなどで終える。仕入れ値の値上がりなどで
卸値を改定せねばならないようです。
依頼されたパーツはおおむね良い出来栄えと
思いますが、依頼者のデザインですので
ここに載せる訳にはいかずです。
いくらサンプルが良くてもフィリッピン相手のビジネスは
如何にサンプル通りの商品を依頼者に納品出来るか
が問題です。
上の左2つのパーツはピッケル貝とマベ貝、タイラギ貝を
貼り合わせた通し穴のパーツ。マベ貝の方はすでに
仕入れていましたが、タイラギの方は初めてです。
上のカメはボーンとツノで左肩に穴を開けた物を作って
いましたが今回頭に横から通し穴を開けてみました。
中段の白い貝のダエン大小はオオム貝で出来た物で
すでに仕入れ済みですが磨きがとても良かったので
再度仕入れしました。
右のシズクはメキシコ貝を持参して作らした物です。
これも好評で再々度の作りです。
下の2つの黒蝶貝のパーツは新しく作らしました。
35x60mm位の大きさです。
今回は朝の散歩がてらに旧ポンセの家のあった
通りを尋ねました。
それとヒーシーネックの作業現場を訪ねました。
②Don Gil Garcia St.かってのポンセの家跡。
建物の形は似ているが定かではない。1階は車の
後方部分が店で、前方部分の奥に事務所があった。
ここに60名位の人々が生活をしていました。
ミセスポンセの家族、店員、そしてミセスポンセの
甥、姪達を学校に通わせていました。
③家の前に大きなジャックフルーツの木があった。
この丸い印が木の跡と思われる。
④ジャックフルーツ。ちょうどシーズンなのか街角で
売られていた。
売り子が甘いよと云うが余りうまっかった記憶はない。
大きいので小さく刻んで売られていた。
⑤フィリッピンでの私の免許証。
中央にponce capitol site とミセスポンセの名がつけられた
⑥ヒーシーの穴開け作業。左足の内側に縦斜めに
紐が見えるがこれを左足で上下してドリルで貝に
穴を開ける。
四角くカットした貝に上で穴を開けます。
それを針金に通して竹を弓のように張りグラインダーに
当てて貝が丸くなるまで削ります。
35年前と違うのは板に一弦琴のように貝を張って
上の写真はデモンストレーションをしてもらったので
手も写真もきれいですが実際に削っている現場は
貝の粉で一面はモウモウとして手も頭も眉すら
丸くなった貝を釣り糸に通せば完成です。
作業工程は35年前と変わっていませんでした。
気の遠くなるような作業を経てヒーシーは完成します
が、労働に見合った正当な対価が支払っていられるか
いつも疑問に思います。
今回は体調のことも考えて台湾に寄らず香港から
直接羽田に帰国しました。
やはり台湾料理と紹興酒を嗜めなかったのは
寂しいかぎりでした。
2012年1月の楽しみとしましょう。




