当社のブログの巻頭の星型のプラスチックケースの中に

いろいろの貝をデザイン的に並べられた作品は黒原先生の

作品です。先生は高知県土佐清水市在住で、洋画家、貝の

コレクター、薬剤師、郷土史家、骨董収集家と多才な方です。

23年程前に所用で土佐清水市を訪れた時に、あるレストラン

の壁にこの種の額が飾られているのを見て”これは黒原先生

の作品ではないか”と店主に問い質しその足で先生にお願い

した物です。 

先生は洋画家として高知県展覧会の無鑑査、参与として長く

県展の発展に尽力された方です。貝の方面では地元清水市

に黒原コレクション博物館を建てられ,昭和天皇が高知県に

行幸された際わざわざ黒原コレクションまで足を伸ばされ、

天皇に土佐の貝についてご進講された方です。後に知った

のですが、日本では土佐と和歌山が珍しい貝が採れる県だ

そうです。

土佐清水市の春先には地元の底引き漁にハリセンボンの

フグが大量に掛り漁師が処分に困っているのを見て薬品を

使って内臓を処理しハリセンボンのフグちょうちんを作った

最初の方と聞いています。(従来は腹を切って内臓を処理して

いました。)これなんぞは薬剤師ならではです。

以前は画家としての先生に多々お願いをして親しくさせて

いただきましたが、私が今の仕事を継いでからはむしろ他の

方面での教えを請うこと多くたびたび土佐清水市を訪れたもの

です。私に貝のことを教えてくださった方に先生の友人で中安

清司氏がいます。氏のことについては別の機会に述べさせて

いただきます。