オスメニアパールとはゆで卵を縦半分に切ったような形をした

ものです。

写真①がそうです。

黒真珠のような輝きをししています。

材料の大きさ、カットの仕方により大小さまざまです。


もう十数年前ですが、

都内のメーカーさんから銀製の指輪の枠に嵌まる

オスメニアパールを1、000個注文いただきました。

枠のサイズは一定です。

オスメニアパールは自然のもので大小さまざまです。

セブの貝の業者から一万個位のオスメニアパールを借りて

ホテルの部屋で1個1個枠に嵌めて1,000個収めさせて

もらった記憶が蘇ります。

今では1万個のオスメニアパールを待っている業者はセブにも

いないと思います。


原料はオウム貝です。

この貝の巻いている中の部分が黒真珠の輝きを持っています。

オウム貝は俗に生きた化石とも云われています。

私共は20年位前から、そのうち、オウム貝も採れなくなり

値上がりするのではないかと心配していたのですが、案の定、

近年すさまじい値上がりです。


実際オスメニアパールを始め、オウム貝で出来た

アクセサリーパーツも値上がりしています。結果的に品薄状態です。

オウム貝のパーツが何故オスメニアパールと云われるのかは、

第二次大戦後の昭和19年にフィリピン大統領に成った

オスメニア氏に由来しています。古くからオスメニア家はビサヤ地方

(セブ州)の名門です。この美しい貝の黒真珠の輝きを放つ

パーツにビサヤ地方の人々は自分たちの誇りである

オスメニア大統領の名を冠した訳です。

オスメニア氏の名を冠したのには、

セブ州政庁の前から直角に延びる大通りをオスメニア通りと呼び、

その先にあるロータリーの中にはオスメニアフェンテと呼ぶ公園もあります。

たぶん私の知らない処にもオスメニアの名は使われていると思います。


②はオスメニアパールの部分を半分にカットしたものです。

③はオウム貝の原貝。

④はオウム貝の表面のトラ模様を研磨して取り除いたもの。

⑤はオウム貝を半分にカットした中のコアの状態です。



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