世界ジュニアが終了し、今週はクープ・ド・プランタン2018、そして来週は世界フィギュアと五輪が終わっても続々と試合が続きますね。

 

クープ・ド・プランタン2018については現時点ではまだ追加の動きが確認できていませんので、こちらから概要をどうぞ。

山本草太選手出場 クープ・ド・プランタン2018エントリーリスト発表

 

3月10日放映の『フィギュアスケートTV!』では、樋口新葉選手のインタビューがありました。全日本選手権後のつらい状況を経て、大きく成長している姿を感じさせられました。

 

全日本選手権の練習中にケガ。全日本後は2週間以上リンクを離れていた。
ひたすら寝ていたそうで、「このまま一生終わればいい」とかなり投げやりな言葉も…。


全日本が終わり、五輪出場を逃して「一回いやんなっちゃった」。

世界フィギュア代表に選出されたが、気持ちの切り替えは難しい。
 

五輪という目標が消えてどこに向かっていいかわからない。

五輪出ずに世界フィギュア出ても・・・

でも2月のチャレンジカップでは

オリンピックと同じ期間で試合があるのでしっかり結果を出せれば」と前向きに。

チャレンジカップSPでは、滑走順を1つ遅いと思い込んでいたので、更衣室まで呼びにこられてちょっとあせった。でも、落ち着くように考えながら滑った。



立ち直ったきっかけは平昌五輪

テレビで見ていて次元が違った。
まだ自分が五輪に出れるだけのメンタルとかも足りていなかったと思った。
くやしいけれど、自分が負けた分五輪に出ている人にがんばってほしい、やりきってほしいと思っていた。

なんで(自分が)出れなかったんだろう(という思い)から変えられた。


今は魂が抜けていたのが戻ってきたような感じ

全日本から2カ月ですごく大人びた感じですね!

自分をしっかり見つめられていて、きっとワールドでいい演技をしてくれると期待してます!

チャレンジカップではSPもFSも新衣装で、世界フィギュアもこちらでしょうね。

FSの青いドレスはとても映えていたのでこちらを変えたのは個人的にはちょっともったいない感じもしますが、全日本まで着ていた衣装から気持ちを変えたかったのかもしれませんね。

 

黒のFS衣装も、もちろん素敵です♪

 

また、3月9日にFMヨコハマに八木沼純子さんが出演された話もradikoで聴けました。この番組については、以下の記事内でご紹介しています。

町田樹さん、お誕生日&プリンスアイルワールド広島公演おめでとう!

 

アイスショーをこれから初めて見てみたいという人も意識してやさしく話されていましたが、いくつか五輪のこぼれ話でメモしておきたいことも聴けましたので残しておきます。

 

・羽生結弦選手について

羽生選手の足が治りきっていないというのは情報は入っていた。
一応テレビとかでは大丈夫ですよと話はしていたが(流れから言ってこれは羽生選手サイドの話かなと解釈)、ギリギリだろうなと思っていた。
それだけの期間練習ができなかったのは相当なケガだったんだろうなと、自分も元選手としておしはかっていた。
あそこまで持っていける強さは羽生選手だけ。

・氷について

選手に聞くと平昌五輪の氷は滑りやすい。
先シーズン同じ会場の大会に出た選手が言うには、先シーズンの氷より、(五輪の氷は)ちょっとやわらかめ。でもよく滑る。
だからトゥジャンプを跳ぶ時にちょっと気を付けないとという話もあった。

・宇野昌磨選手

普通選手は自分の前にすべっている選手の演技は観ないが、宇野選手は全員観るという。

それは、これだけ素晴らしい人たちとスケートを滑っているのだから、その人たちの滑りを観たい。それを逆にパワーに変えて滑りたい。

これはすごい!そう言う選手は今までいなかったのでは?
 

・五輪に出られなかった選手
試合を見ていてこれじゃいけないと目が覚めたり、こういう練習をしないととあらためて気持ちが締まった選手も多かったよう。

このラジオ出演の前、3/6にフィギュアスケートTVを収録しているので新葉選手のことを言っているのでしょうね。

 

※テレビ画面キャプチャ:BSフジ フィギュアスケートTV!