こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
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PHP研究所 発売日 : 2016-04-18 |
【出会い】
Amazon kindleにて購入しました。
iPad Air2にて読書。
【本書紹介のねらい】
〜Amazonより〜
2024年までに「会社」は一度、死ぬ。働き方はどう変わるのか? 飛躍できる人、組織の条件とは? 「景気が低迷した20年、私たちが失ったのは経済成長だけではないことを、若山陽一氏から衝撃とともに教わった」と経営コンサルタント・神田昌典はいう。現実を知り、未来に備える書を著すときに神田昌典が選んだ共著者・若山陽一は「正社員として雇った社員を派遣する」という信念のもと、日本のモノづくりを支えるUTグループの代表。二人の対論から、新しい時代に飛躍するために持つべき「勇気」、身につけるべき「力」を導き出す意欲作。
【目次】
第1章 あなたの会社は進化するか、それとも絶滅か
第2章 目の前から、正社員が消えた十年
第3章 会社をなくしてわかった可能性と限界
第4章 才能が自然に磨かれていく「場」を創る
第5章 コネクティング・インテリジェンスの時代
第6章 [対談]これから十年、飛躍するための条件
〜著者紹介〜
神田 昌典
経営コンサルタント、フューチャーマッピング開発者。株式会社ALMACREATIONS代表取締役。日本最大級の読書会「リード・フォー・アクション」創設者。上智大学外国語学部卒。ニューヨーク大学経済学修士、ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士。外務省経済局、イノベーション企業として知られる米国ワールプール社の日本代表を歴任後、コンサルティング会社を設立。総合ビジネス誌では、「日本のトップマーケター」に選出。2012年、アマゾン年間ビジネス書売上ランキング第1位
若山 陽一
UTグループ株式会社代表取締役社長兼CEO。1995年にUTグループを創業。2003年、製造派遣業界で初めての上場を果たす。その後、旧GWG買収を機に、GWGのコンプライアンス違反が見つかり倒産の危機に。同時に、個人でも37億円の負債を抱え、自己破産の危機に陥るも、不屈の精神によって全額返済。趣味で始めた登山では、世界の名峰8山登頂後、2015年、エベレスト登頂を目指すも、ネパール大地震の影響でやむなく下山。ネパール登山がきっかけとなり、途上国支援の一環として、ネパールで高品質なイチゴの生産による雇用創出を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【気になった抜粋】
つまらない仕事を面白くするのも 、面白い仕事をつまらなくするのも 、結局は 、その人の思考一つで決まります 。
つまらない仕事を 、面白くするのは 、会社ではなく 、あなたにしかできません 。そして現実には 、面白い仕事などなく 、すべては 、つまらない仕事をどう面白く考えるのかにつきます 。それが 、仕事ができるようになる秘訣であり 、心のズレをなくす唯一の道なのです 。
【響いた抜粋と学び】
本書は
の続編となります。
70年周期で日本は変わる。
・大政奉還➡︎明治維新
・大東亜戦争敗戦
そして、2015年
という流れ。
この感覚がおおよそ70年。
社会システムが大きく変化する中において旧来型の思考や実践は役立たない。
江戸時代のままの思考で明治維新以後は立ち向かえない。
武士の価値観が変わったから。
大東亜戦争当時のままの価値観で終戦後の日本を生きていけない。
戦時中、軍人が偉かった価値観は終戦後崩壊した。
では、これからの時代に求められる人材とは、どんな人でしょうか。それは、人間にしか生み出せない高度な価値を生み出せる人です。「人間しかできないことは何か?」を考え、人間にしか生み出せない価値を実現し続ける。「社員である自分が稼ぐから、会社がある」と主体的に考えて、進んで行動する。社内外の多くの人を束ねて、リーダーシップを発揮しながら、失敗を恐れずに新たなことにチャレンジし、次々と新しい価値を生み出していく。そのような起業家的マインドを持ったプロデューサー型の人材が求められます。
過去の成功体験を持っていながら、それに縛られず、柔軟な発想をすることができる。何か問題が起きたときも、その場しのぎの方法ではなく、根本から問題を問いなおす。ときには、自分が手がけてきた事業を否定して、新しい事業を立ち上げてしまう……。このように、「自分の殻を破って成長し続けたい」「変化を乗り越えて、新たな領域を開拓していきたい」というマインドを持っている人材です。
私が行き着いた結論は、正社員とは、当社のビジョンに共感し、当社の仕事を専業としながら、生涯にわたって働く意向があり、しかも規律を持ったチームワークで働くことで、自己実現が加速していく人ということになりました。わかりやすくいってしまえば、「正社員は、組織ビジョンの実現を、自らのライフワークだと決めた人」「他のメンバーは、自らのビジョンの実現のために、当社に関わる人」ということになります。こうして考えてみると、正社員を雇うことは、会社社長にとってみれば、家族を持つのと同じぐらい、大切な決断ということになります。
新しい時代に重要になるのは、揺るがない会社のビジョンであり、そのビジョンに揺るがないコミットメントをしているのが経営幹部。そして、その候補生が正社員です。このコアメンバーがしっかりと結束力を発揮すれば、あとは、まわりに優れた才能が集まり始めます。ここは、大切なので、強調しておきます。会社の中核メンバー、経営幹部の結束力をしっかりと固めること。おそらく人数としては、六名程度になるでしょうが、この作業をしっかりやると、新しい時代に飛躍する新しい組織づくりの半分は終わったようなものです。
神田さんから聞いた言葉で、強く心に焼き付いた言葉があります。それは、「お金がなくなったら、あなたに何が残るのか」という言葉です。お金が一円もなくなったとしても、目に見えない経験や絆をたくさん持っている人間に、僕はなりたい。そのためにはリスクを負って挑戦していくしかない。
●激変する技術環境に対応し、未知なる分野に踏み出す勇気。
●暗闇のなかでも、輝かしい未来ビジョンを描き、一人からでも声をあげる勇気。
●自分と共振するビジョンを持つ組織を見分け、その組織とともに成長していく勇気。
この三つの勇気を持つ人が、未来から選ばれ、活躍していきます。一文で表現すると、「暗闇に飛び込み、自分で光を見出し、声をあげ、仲間を見つけ、新しい世界を創る勇気」ということになります。
介護現場においても人材不足解消のためにどんどん介護ロボットが導入されていきます。
すると、人間がやることは何なのか?
って話になりますね。
自己学習をすることなく 、自分でキャリアを描けないという人は 、同じ職場で 、同じ仕事で 、同じ報酬で 、という生活をずっと続けることになります 。そして 、どんどん年をとっていき 、気づけば 、若い人にとってかわられるようになる 。レ ールがなくなったときに 、初めてレ ールがないことに気づくというわけです 。
昭和の人間と喋ると、
会社が社員の生活を保障する、という根底が見え隠れします。
会社が保障して当たり前って感じですね。
そもそも、その根底自体がありえない話なんですが、
そういう常識で生きてきた人にとってはそれが当たり前です。
で、これからの時代はというと、
自分のキャリアを自分で描く、自己責任の時代に突入ってわけですね。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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