おかあさん「ぼけ」た? (集英社be文庫) /末永 史 | ブログ

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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著者 : 末永史
集英社
発売日 : 2005-09









【出会い】
あかりの職員からお借りしました。

【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
あなたの家族は大丈夫ですか?
人の名前がでてこなくなった! ここには何しに来たのか思い出せない…物忘れがひどくなったのは老化のせいだけじゃないかもしれない。認知症は早くまわりが気づいてあげればそれだけ悪化しにくい。




【響いた抜粋と学び】
著者の末永さんはイラストレーター・エッセイスト。武蔵野美大、中央大中退後、漫画家として「りぼん」「ヤングコミック」などで活躍。現在は雑誌でイラストエッセイを連載する一方、精神科クリニックで精神保健福祉士として医療に従事します。父親ががんで亡くなるまでの遠距離介護ぶりを描いたクロワッサンでの連載が話題となります(執筆当時)。

介護の仕事に従事しているので、読みながら
「あ~あるある」
なんて思ってました。

いつもの場所を変えると混乱ぶりが増大。

自信のなさを攻撃でごまかしちゃおうとついキバるのだろうか、義母さんが妙にキツくなったり、しっかり度合いが増したら要注意だ、「うちの義母、病気ではないと思う。けど、なんだか最近へんに頑固なのよ」、なんてアナタ、それ認知症の超初期かも……。


よかれと思って整理整頓をしても、当の本人が理解できなければ、周りから見て片付いていても意味がないんですね。

子育てでももちろん、同じで、高齢になってもやっぱり同じなんですよ。

ばあちゃんは次男の親切に大喜び、で、ケータイの操作もうまくできるようになったかといえば、そっちはダメで説明したかたわらからすぐ忘れている、やはり高齢者のケータイこそ、習うより慣れろ、意欲のあるうちに始めたい。

僕のお客様でも携帯を持つ人が増えましたが、電話の受け取りもままならない状態ですね。昔は携帯電話なんてなくたって、メール機能がなくたって生きていけましたからね。

今でもそうですし、はっきりいって携帯なくても生きていけますから、覚えようという気持ちが出ないんでしょうね。

たぶん男性とかでスナックのママとかとメールするような元気な方でしたら、もしかしたら操作方法を覚えるかもしれませんね。

写真でしか知らない曾祖父母のことだって、繰り返し何度も聞かされては、さすがに飽きる、「ああ、またか」といった感じだ、昔話につきあうのがいいとはわかっても、正直めんどくさいというのも本音。

これは笑ってしまいましたね。僕たち介護のプロは仕事だと思って、しかも働いている時間だけ聞いていればいいわけだから、うまく聞き流せるんだけど、家族って一日中ですからね、そりゃあ辛いわ(笑)。

僕も仕事ではいくら同じことを言われてもイライラしませんが、これが祖父母や両親だったらどうなることやら。感情が入るのかな。

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【編集後記】
本日は訪問の予定はありませんが、来週の訪問の予約をします。あと、長男、長女の参観日ですので行ってきます。


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著者 : 末永史
集英社
発売日 : 2005-09