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すばる舎
発売日 : 2009-07-21
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【出会い】
TSUTAYA西帯店で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
本書では会話をつなげたり、はずませたりする方法を具体的にアドバイスしています、この他にも困った場面での受け答えや、人の輪にとけこめる話し方などを多数紹介しているので、あらゆる場面にたいおうできるようになります。
仕事や家庭での会話に困っているあなたに読んでほしい一冊です。
【響いた抜粋と学び】
著者の野口さんは関西大学を卒業後、きもの専門店に入社。1万人以上の女性に接客し、人の心をつかむコミュニケーション方法に開眼。それをきっかけにコミュニケーションスクール「TALK&トーク」を開校。現在、(株)グッドコミュニケーション代表取締役。「話し方教室TALK&トーク」を主宰。生涯学習開発財団の認定コーチの資格も有しています。現在、大手企業の社員教育、商工会議所、就職対策実習など、幅広い講演活動を行っています(執筆当時)。
「私は聞くことができるのです」と言う方がいますが、話がはずまないのであれば、それは聞く力がないということになります。
聞き上手は、うなずき方一つ見ても、話し手の気持ちの変化に合わせて、ゆっくりうなずいたり、強く短くうなずいたりして、ちゃんと変化をつけています、これが話し手から見ると、すごく熱心に聞いてくれている感じがするのです。
沈黙が訪れたら、焦らずにまずはアイコンタクトをしてみましょう、それでも沈黙が続くようなら、しばらく外の風景でも見ている感じで視線をよそに向けておきます。
知らない話題だとうまく話せないというのは、会話についてある誤解をしているからです、その誤解とは、自分も同じぐらいの知識を話さないといけない、というものです。
まずは会話の基本「聞くこと」からです。聞き上手とはただ黙っているだけではありません。黙っているだけの相手に話しかけるのは結構きついものです。
聞くときは相手に合わせた反応が必要です。
そして、沈黙もまたあり、という感覚が大事ですね。
知らない話題のときこそ、聞く力が試されていますね。このときは相手にどんどん聞くことで、会話を深められますね。
「雨が降りそうな日(まだ降ってはいない)、出がけに傘を手にするのは降水確率何%から?」こういうテーマで会話をすると、互いの個性が表れますし、思わぬエピソードが飛び出したりして、話しやすい雰囲気が生まれます。
気持ちが大きく動いた体験をした人に有効な質問があります、それは、「……のときは、どんな気持ちなのですか?」という質問です。
上司の子供が受験をしたあとなら、「受験どうでした?」より「受験もようやく終わったのですね」なら、上司も話しやすいことでしょう。
「……って聞いてもかまいませんか?」で反応を探る。
このあたりは実際の質問例です。
降水確率何%で傘を持つのか、というのは興味深い質問ですね。
2つめの抜粋の気持ちが大きく動いた時の体験……たとえば立会出産のときがこれに当てはまるのでしょうね。
3つめの抜粋についてはあえてやんわり聞くことで相手から話し始めるのを待つ状態ですね。
4つめの抜粋についてはプライベートな話題を振るときのワンクッションです。介護現場では事前にお客様の情報をあらかたわかっているのですが、あえて話題を振ってみるのも大事です。
「課長」と呼ぶより、「野口課長」と呼び掛けたほうが親しみがわきます、また、異性と話すときに「食べ物はなにが好きですか?」と尋ねるより、「〇〇さんは、食べ物はなにが好きですか?」と尋ねたほうが、相手も心の距離を縮めてくれるでしょう。
カーネギーの「人を動かす」にも名前を呼ぶ、というのは黄金律として取り上げられていました。誰もが世界中で一番好きな言葉、それが自分の名前です。
介護現場でも耳が遠い方や認知症の深い方に話しかけるときは
「〇〇さん」
と一旦名前を読んでから話し始めた方が伝わりやすいです。
【編集後記】
長女が昨日から熱を出してしまって寝込んでいます。ちょっとずつ熱は下がっているのですが……。
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すばる舎
発売日 : 2009-07-21
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