はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術/マイケル・E. ガーバー | ブログ

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こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
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世界文化社
発売日 : 2003-05









【出会い】
ブックオフ音更店で出会いました。


【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
スモールビジネスの世界はリスクが高いものの、いまだに大きなチャンスに満ちているのである、この本が成功へのきっかけとなることを祈りたい。

この本は単なる成功のための処方箋ではない、学びのための招待状である、私たちは、収益性と人間性を両立させながら経営する方法を学ばなければならない。聞いたことは忘れてしまうが、見たものは記憶に残る、しかし、自ら実践しないかぎりは、何も理解することはできない。


起業で成功するための教科書です。ストーリー形式で学びましょう。そして、ぜひ実践しましょう!

【響いた抜粋と学び】
著者のマイケルさんはスモールビジネス向けの経営コンサルティング会社 E-Myth Worldwide の創設者。E-Myth社では独自のメソッドを開発し、20年間で25,000社以上のスモールビジネスに対してアドバイスを行ってきました。そのメソッドは大企業でも高く評価され、アメリカン・エキスプレス、ソロモン・スミス・バーニー、マクドナルド、ジョン・ハンコックグループ(大手保険会社)など多数の顧問先を抱えています(執筆当時)

致命的な仮定とは……「事業の中心となる専門的な能力があれば、事業を経営する能力は充分に備わっている」。

介護業界で言えば、介護福祉士として、介護技術・知識に優れた人が施設経営ができるかどうか、という別問題になります。
お客様への介護と介護施設の経営はまったく別の能力が必要とされるのです。

他の業界でもそれは同じでしょう。サラリーマンが起業するにあたって難関となるのが、この経営能力だと思います。

本当の信頼関係は「お互いをよく知ること」で築かれる、注意するべきなのは、「知ること」と「盲目的に信頼すること」は別問題だということだ、「知る」ためには、「理解」しなければならないし、「理解」するためには、相手の人柄や行動パターン、もっている知識や興味の範囲を知らなければならない。

なるほど。お互いの強固な信頼関係とはお互いをよく知ることから始まるんですね。

「顧客は私の事業をどう思っているのだろうか? 私の事業は競争相手と比べて、どれくらい差別化できているのだろうか?」、起業家の視点は、まず顧客像を明らかにするところからスタートする、はっきりとした顧客像をもたないかぎりは、どんな事業でも成功しないのである。

職人タイプ……つまりサラリーマンの多くは顧客像ではなくて、自分自身がどんな仕事ができるか、どうしたいのか? で仕事をしてしまう傾向があるようです。
経営者であるならば、自分自身の顧客像を明確にすることです。

介護施設ではどうでしょうか?

若年性専門、男性専門、ナイトサービス、運動特化型……などなど、顧客像を明確にするためにサービスを特化するのも一つの方法ですね。

愛想もよくて、腕前も十分だ、しかし、もっと大切なことがあるのだ、それは、毎回のサービスに一貫性がなかったということである。

これは本書中では美容室が例になっていました。最初に来店したときにバリカンを使わずにカットしてくれて待ち時間にコーヒーをくれて、さらにおかわりまでさせてくれました。
そのサービスに惚れて2回目に来店したら、バリカンを使うし、コーヒーのおかわりはなかったのです。さらに3回目はコーヒー1杯目もなかったそうです。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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世界文化社
発売日 : 2003-05