本日の紹介はこちらです。
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飛鳥新社
発売日 : 2010-03-17
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【出会い】
映画『くじけないで』2013年11月16日(土)ロードショー! を先日偶然子供たちが見ていたテレビのCMで知りました。ブックオフ音更店で出会ってすぐに手に取りました。
【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
「人生いつだってこれから 朝はかならずやってくる」
産経新聞「朝の詩」で注目を集める98歳の詩人
90 歳を過ぎて詩を書き始めた トヨさん、初の処女作品集
思わず涙がこぼれた、一歩踏み出せそう、友達に伝えたい、宝物にしたい……
トヨさんの感性と生き方に産経新聞へ読者の感動の声が続々と届いています。
NHKラジオ深夜便「列島インタビュー」で紹介され大反響!
今もなお、みずみずしい感性とお持ちでいらっしゃるとは、
なんと素晴らしいことでしょう。専門の詩人の世界においても、
それはきわめて稀なことです。(詩人・新川和江)
今、ちょうど人生が嫌になった、仕事がうまくいかない、落ち込むあなたに手に取ってほしい一冊です。
【響いた抜粋と学び】
著者の柴田さんは1911(明治44)年6月26日、栃木市に生まれます。裕福な米穀商の一人娘でしたが、十代の頃に家が傾き、料理屋などへ奉公に出ます。三十三歳のとき、調理師の柴田曳吉と結婚。翌年、健一を授かります。曳吉とは1992(平成4)年、死別。以来、宇都宮市内で一人暮らしをしていました(執筆当時)
今年1月20日、惜しまれながらも101歳で死去しました。
本書は発刊当時から僕がケアマネとして担当するお客様の家においてあったり、スタッフが読んでいたり、と気にはなっていました。
ようやく読んでみました。
何かつれえことがあったら母ちゃんを思い出せ、誰かにあたちゃあだめだ、あとで自分が嫌になる。
これを読んだ時に、今中学1年生になる長男のことをふと思い出しました。学校でのことや友達でのことで悩む時期ですので、それでちょっと学校に行きたくなくなることやイライラして家族にあたることがあったので、そのとおりだな、なんて感じていました。
私をおばあちゃんと呼ばないで、「今日は何曜日?」「9+9は幾つ?」そんなバカな質問もしないでほしい、「柴田さん西条八十の詩は好きですか? 小泉内閣をどう思います?」こんな質問ならうれしいわ。
高齢者介護の現場ではよく、柴田さんがおっしゃる”バカな”質問をすることが多い、と感じました。反省ですね。
「私のこと、わかりますか?」
という質問も柴田さんが言う”バカな”質問なんだろうなぁ、なんて思っていました。
出来ないからっていじけていてはダメ、私だって九十六年間出来なかった事は山ほどある、父母への孝行、子供の教育、数々の習いごと、でも努力はしたのよ、精いっぱい、ねえ、それが大事じゃないかしら。
96歳のときに書いたんでしょうね。96年間生きていてもできないことはたくさんある、でもできないことが重要ではなくて、それに対して努力をしたことが大事、って言われると励みになりますね。
ねえ、不幸だなんて溜息をつかないで、陽射しやそよ風はえこひいきしない、夢は平等に見られるのよ。
ここは本書タイトルと同じ作品「くじけないで」の一部です。
夢は平等に見られる、というのが響きました。
【編集後記】
本日はモニタリング訪問1件予定しています。
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飛鳥新社
発売日 : 2010-03-17
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