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PHP研究所
発売日 : 2013-01-10
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【出会い】
帯広図書館の新刊コーナーで出会いました。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
本書は、思春期の男の子の生態をただ解説するだけでなく、「母親にとっての息子の思春期」という視点で、戸惑うお母さんの気持ちに焦点を当てて書こうと思います。
この本が一人でも多くのお母さんにとって、「男の子の思春期というドラマ」を楽しむヒントとなれば幸いです。
思春期の男のお子さんを持つお母さん必見です。
【気になった抜粋】
【響いた抜粋と学び】
著者の太田さんは育児・教育ジャーナリストで心理カウンセラーです。子どもの誕生をきっかけに「今、子どもと一緒にいられなかったら一生後悔する」と会社を辞め、育児・教育をテーマに執筆・講演活動を開始します。父親による育児・家庭教育、子育て夫婦のパートナーシップ、子どもの叱り方・しつけ方などをテーマに、新聞、書籍、雑誌など、幅広い分野に寄稿しています。
女の子は失敗しないような方法を考えるのが得意ですが、男の子は、まずやってみて失敗しながら学ぶという性質があるようなのです。
僕自身は今でもまずやってみて、それから考える方なので納得です。
思春期は、子どもが親から精神的に分化し、プライバシーをもちはじめる時期です、いくら親子であっても、息子を一人の男性として見てあげなければなりません、そして、性的なことはとてもプライベートな聖域です、いくら親子であったとしても、その聖域に土足で踏み込むようなことをしてはいけません。
本書の事例では性的なことを母親から息子にしっかり教育する人もいるようで苦言を呈していました。自分だったら嫌だもんなぁ。
それまでは「ママの言うことが絶対的な価値観」となっていたのですが、思春期になると、自分自身の価値観が生まれてきます、まだしっかりした価値観といえるようなものではなくて、「価値観の核」といったほうがふさわしいかもしれません、それができることで、生まれてはじめて、親の価値観を自分の価値観と照らし合わせ、相対的に評価することができるようになったのです。
子どもが失敗をして、落ち込んだり、傷ついたりしたとき、甘えたくなるのはやはり母親です、そんなときには、「くそババア」呼ばわりされたことを根にもたず、しっかりと息子を受け止めてあげてください。
男の子は、思春期に父親と一度は対峙しなければならないのです、父親と真正面からぶつかり、自分が一人前の男になったことを認めてもらいたいのです。
ちょうど、長男が中学一年生で13歳なので、本書が気になっていました。僕自身も中学一年生から二年生にかけて、それまで祖父母と母と四人で暮らしていたのが、母が看護師として働くことになり、母と僕と二人で暮らすことになるなど変化が生まれた年でした。
大人の価値観に反発していた時期だったなぁ……と懐かしみながら、長男がよく母と言い合いになっているのを見て健全に育っているんだなぁ、と実感しています。
父親にはまだ反発しきれない部分があるので、母親にばっかり当たるし、困ったときはそれまで当たっていたくせに甘えてくるしで、母親としては面白くないでしょうね。
今のところ、我が家では父親に反発しきれない状態ではありますが、それもあと何年もないでしょうね。いつまでも父親の威厳に屈していても困りますし、それが成長することなんでしょうね。
【編集後記】
本日、明日とまたもやお休みです。今夜は予告ちゃんこ鍋です。昨夜から予告していました。寒くなってきたので鍋がおいしい時期ですね。
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発売日 : 2013-01-10
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