佐藤可士和さん、仕事って楽しいですか?/佐藤可士和 | ブログ

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こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
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著者 : 佐藤可士和
宣伝会議
発売日 : 2012-12-25









【出会い】
帯広図書館の特設コーナーで出会いました。


【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
これから仕事をする人、仕事を始めたばかりの悩める皆様のお役に少しでも立てれば幸いです、ぜひ存分に仕事を楽しめる、充実した人生を目指してほしいと思っています。

仕事に伸び悩むあなたへ。ちょっとした発想の転換、仕事のやり方を学びましょう。



【響いた抜粋と学び】
著者の佐藤さんはアートディレクター/クリエイティブディレクター。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。博報堂を経てサムライ設立。国立新美術館のシンボルマークとサイン計画、ユニクロ、楽天グループ、セブン‐イレブン、グローブライド、今治タオルのクリエイティブディレクション、NTTドコモ「FOMA N702iD/N703iD」のプロダクトデザイン、明治学院大学のブランディングプロジェクト、「カップヌードルミュージアム」や「ふじようちえん」のトータルプロデュース等を手がけます。ADC賞、毎日デザイン賞ほか受賞多数。慶應義塾大学特別招聘教授、多摩美術大学客員教授です(執筆当時)。

内容としては人気アートディレクターである著者が、学生との一問一答を通じて、やさしく、わかりやすく、ズバッと答えます。

0から1を生みだすアイデアはもちろん非常に価値の高いことです、しかし世界的に市場が成熟しているいまの状況では、すでに存在している1を10の価値にアップデートすること、つまり日本人が得意とする技術がより求められるだろうし、それを意識する必要があると思います。

書いてあるように日本人は1を10にするのを得意とよく言われますね。ウォークマンにせよ、携帯電話にせよ、そうですね。
最近ではスティーブ・ジョブズがiPhoneやipodなどで1を10にしましたね。タッチパネルについては今までにもあった技術で、音楽を聴く機械についてもすでにウォークマンがありました。パソコンもあったし、パソコンから音楽を取り込む技術もありました。1だったものに多数を組み合わせて10にしてシンプルにしたのがジョブズですね。

本は、なるべく多く読んだ方がいいです、咀嚼しにくものを読むことで、考え方の幅が広がる、翻訳本もいいですよ、日本人とはものの考え方やまとめ方が違うので、視点を広げてくれます。

これは僕自身が多読家なのでそのとおりだなと思います。翻訳本に関しては訳者によって、
「ん?」
と思うような訳があって、言葉の意味がわからないこともありますが……。
海外本は面白いです。日本の若干先を行く書籍があって、日本の未来がなんとなく読める気がするんですね。
※ だからといって海外が上で日本が下という優劣ではありません。

社会に出たら「キミは何をしたいの?」なんて優しい質問は誰もしてくれません、自分から伝えないと、誰にもわからないんです、自分が何をしたいのか、いま何を考えているか、わかってほしいのなら、常に自分からアピールしていかなければなりません。

これはホントそのとおりですね。でも、自分のやりたいことってなんでしょうね? 自分のことが一番わからないってよく言いますね。
それはなぜか? 他人を見るときあなたはその他人を客観視することができます。しかし、自分自身は直接自分の目で見ることができないので、客観視することが難しくなります。
それが要因ではないでしょうか? だから自分一人の時間を作って自分を客観視できる人って素直にすごいなぁ、って思うのです。

不満があった場合、どうするか、自分の努力次第で解消できる可能性があれば、全てトライします、できる限りの改善策や代案を考え、関わる人たちに働きかけます、完全に不満がなくなることはありませんが、自分で最善をつくしたと思えば納得することができます。

完全に不満はなくなることはありません、それでいいのです、不満は、次につながる課題になります、黙っていては、不満は不満のまま、感じたことは言葉にして伝え、コミュニケーションを取ることで、不満は納得と、前向きなエネルギーへと転換できるのです。


なるほどですね。生きている中で、他人と生きている中で不満が生まれるのは仕方ないことです。問題なのはその不満に対してどう対処するか、なんでしょうね。
不満があることに対して愚痴をこぼしたり陰口を叩いていても何も始まりません。

他人を変えようと思っていたり、他人のせいにしていても始まりません。それは他人がやることだからです。大事なのはあなた自身が変えられること、実践できることをやることです。

たいていの質問にはその場で答えます、経営者と面談した際に「どうしますか?」と言われて「持ち帰ります」というのは一番ダメです、複雑な判断であっても、瞬時の熟考の上で10秒くらいで答えられないと話になりません。

介護の現場で話すと緊急時については瞬間の判断、決断が重要になります。ただ、これは”非日常”のことです。僕たち介護職はお客様の生活全般と携わります。僕たちからすると一見”非日常”と思われるかもしれませんが、お客様の視点ではどうでしょうか? そうなんです。お客様にとって介護サービスを受けることは生活の支援ですから”日常”のことなんですね。すると、抜粋にあるような瞬時の決断を連発されると、お客様は自分をないがしろにされている、と誤解させる可能性がありますね。

今のは極端な話をしましたが、この手の抜粋があると仕事も生活もすべて同じやり方をやってしまいがちなので、気を付けたいところですね。
※ TPOをわきまえることが大事ですね。


ここまでお読みいただきありがとうございます。

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著者 : 佐藤可士和
宣伝会議
発売日 : 2012-12-25