考えるテニス: 読めばテニスが楽しくなる、強くなる。135話の考えるヒント /橋爪宏幸 | ブログ

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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著者 : 橋爪宏幸
学研マーケティング
発売日 : 2013-02-26










【出会い】
帯広図書館の新刊コーナーで出会いました。長男が今年からソフトテニスを始め、長女も来年ソフトテニス部に入部予定ですので、部活動の足しになれば、と思って読んでみました。


【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
本書は「技術」、「戦術」、「メンタルタフネス」、「体力」、「道具」の五つの要素から成り立っています、すべての要素のレベルが上がることを願って書き上げましたが、特に知ってほしいのは「いろんなことに気付く」ことの重要性です、あることに気付けば考えるようになります、そうすれば、いろいろなことを理解して試合に勝てるようになります。

テニスに必要な考え方、思考に重点を置いています。テニスを上達させたいあなた、テニスを始めたいあなたにおすすめします。

【響いた抜粋と学び】
長男とテニスができるように、とテニスラケットを購入したまま、未だ使わずです。長男が夏休みに入ったので、そろそろ活用しようかな、と考えています。

本書の著者は、つのだデンタルクリニック・テニスチーム所属で、強打するだけではなく、観察・組み立て・駆け引きで勝ち取ったタイトルは200を越える、2012念は鎌倉トーナメント・45歳以上男子ダブルス、田園オープン・ベテランミックスダブルスで優勝しています。
選手として実績を持ち、テニスを研究している方ですので、机上の空論を振りかざしているわけではありません。信頼できる書籍と考えられます。

テニスラケット選び……最初に注意したいのは、グリップサイズ、一般的にストロークプレーヤーは太め、ボレーヤーは細めと言われています、最初は、あえて細めのグリップを選んで、あとからグリップテープを巻く方も多いですね。

軽いラケットのほうがヒジへの重さの負担は減りますが、インパクトの振動の影響は受けやすくなります。ガットのテンション……一般的に筋力があってストロークタイプの人は硬めのテンションが良いと思います、一方、筋力より握力があってボレータイプの人は軟らかめのテンションを選ぶと良いでしょう。


僕はバスケットボールをやっていた期間が長いので、テニスについては知らないことだらけです。ただ、バスケットシューズも背の高いプレーヤーと低いプレーヤーでプレイスタイルが変わるため、シューズ選びも違いが出ます。

テニスラケットも同じです。

我が家では……僕はアマゾンで一番安い、と思われるラケットを購入しました。また、長男は音更町にあるアルペンでこれまた安価のものを購入しています。
しかし、しかしです。道具選びって大事なんですね。安価なものはガットを貼ってあって、買ってすぐ帰宅ができるのですが、これから上達したいあなたはそんなことではいけません。
もちろん、子どもが今よりもテニスを上達させたい、と思えば、道具選びからです。

あなたやあなたの子どもの握力や筋力、得意なことに焦点を当ててラケットは選びましょう。
初めてテニスをするあなた、あなたの子どもは選ぶのも難しいでしょうけど、手の力や筋力は参考にしたほうがいいでしょう。

【性格はグリップに現れる】フォアが打ちやすいように厚く握る、バック寄りに握る、どちらにも対応できるように薄くコンチネンタルに握る、の三つです、サーバーにとって、事前に相手レシーバーのグリップがわかっていれば、はっきりコースを狙えます。

ラケットの持ちかたもあるんですね。そういえば、野球でもバットを短くもったり、長くもったり、など違いがありますね。なるほど。

私は、自分の経験から「違い」に気付くコツは二つあると思います、【1】失敗するために必要なモノサシを持つ、【2】失敗してもいいから動いて試す、新しいショットや戦術を身に付けたいとき、その時点での自分のフォームや動きを冷静に評価して、それをモノサシとして新しいショットや戦術との違いを見つけてください。

テニス上達の極意、自ら考えること。バスケットボールでもそう。勉強も、ビジネスもそうです。自分で考えて気付くこと。直すこと、改善すること、実践すること。失敗を積み上げてより成功できるようにすることが上達の鍵ですね。
今下手だからと嘆かないことです。なぜ下手なのか、上手な人と比べて何が違うのか、考えてみましょうね。

【打つ前のサーバーからわかること】ベースラインのどこに立つかによって、どこを狙っているのかある程度わかります、センターマークの近くならば、こちらのコートのセンターを狙っているはずです。

試合では早めに相手のどちらかが司令塔なのかを探りましょう、なぜなら、司令塔さえ叩けば、そのペアは崩壊するからです。

本番での極意です。洞察力が鍵ですね。介護の仕事でも同じで、目の前にいるお客様はお話が好きなのか、聴くのがいいのか、目で見てわかるタイプなのか、話を聴いてわかるタイプなのか、イメージでつかむタイプなのか、耳が遠いのか、認知面が低下しているから何度も聞き返すのか、集中力がないのか、など洞察力は非常に重要になります。

「困難な局面に出会ったときに、一歩踏み出す勇気が新しい世界を広げる」、たとえファイナルセットのタイブレークで相手にマッチポイントを握られた局面でも、私はこの言葉を信じて勝利を目指してプレーします。

スラムダンクを読んでいた僕にはあの言葉が思い浮かびます。
「諦めたらそこで試合終了だよ」
いやぁ、勇気をいただけますね!!

最後の最後まであきらめない。成功するまでやり続ける! 
テニスもビジネスも基本原則は同じですね!


【編集後記】
月末ですが、来週月曜日と水曜日は担当者会議があります。月末まで仕事に感謝です。


ここまでお読みいただきありがとうございます。

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著者 : 橋爪宏幸
学研マーケティング
発売日 : 2013-02-26