田原総一朗責任編集 ホリエモンの最後の言葉/堀江貴文 | ブログ

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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著者 : 堀江貴文
アスコム
発売日 : 2011-07-25










【出会い】
ブックオフの105円コーナーを眺めていたら、堀江貴文さんに出会いました。まだ体型が以前の状態だったので、これは! と思ったところ、やはり収監前の書籍でした。

※ ということは以前紹介した
金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?/堀江貴文 の前の書籍ということですかね。どうなんだろ。


【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~田原総一郎さんからの言葉。
ライブドア以外の大企業の粉飾決算事件で経営者に下されたのは、いずれも執行猶予付きの判決であって、堀江イジメだけが明らかに度を越している、つまり検察というのは、世の中の爺たちの味方であり、爺たちだけの正義をもたらす存在なのだ、裁判所も同じだ、要するに、堀江貴文のような若い世代に取って代わられることを恐れた爺世代が、彼を徹底的に叩き潰したのである。

彼が潰されて、日本のベンチャー企業は勢いを完全に失ってしまった、”失われた20年”を招いたのは、爺世代たちが堀江潰しに狂奔していたからだとすら言えるだろう。

彼は刑務所内で、さらには社会に復帰してからやりたいことを熱く語り、「行ってきます」と、私の前から姿を消した、この男を刑務所に送り込んで安堵している爺たちとは違い、堀江貴文さんを今後も応援していきたい、と私は思っている。


あなたは堀江貴文さんを応援しますか? きっと、現代日本の閉塞感に真っ向からNo!を突きつけ、収監された第一号です。あなたはそれでも年配者にペコペコして、いなくなったら陰口、お酒をたしなみますか? 堂々と違う! と主張しますか?


【気になった抜粋】

これからの時代っていうのは、いくつか生き残り方があるんです、一つは、インターネットで開花して、そこでデジタルコンテンツを販売して収益を得ていくモデル、いわゆるアップル型のモデルですよね、もう一つは、専門化し特化したデバイスを大量生産するような会社のモデル、サムスンとかLGとかインテルとかそういうモデル。

【響いた抜粋と学び】
60歳で社長になっても、体の自由もきかなくなるし、うまいものも食えなくなる、酒も飲めなくなる、女の子にもモテなくなる、そういう乗用でお金持ちになってもしょうがない、だったら若いうちにならないと意味ないんじゃないのか、実際、それを僕は実践してたわけです。

文章を書いてカネになってますよ、それは珍しいよ、メルマガで年間1億円も稼ぐ人は堀江さんしかいない、ほとんどがカネにならない。

こう話すだけあって、堀江さんはライブドアを辞めてからもお金を生み出すことができています。すごいなぁ。収監中もメルマガで利益を生み出していたんですよね? 塀の中にいる堀江さんが1億円稼げるのに娑婆にいる介護職は年収300万円以下、この違いは一体なんだろう?

イギリスの場合は、ケルト人に征服され、ローマ人に征服されノルウエーの海賊たちに征服されていまがある、ノルマン人がいたりローマ人がいたりというふうなところで、人種や民族が全部分かれているから、明文化されたルールを作らないとみんなで共有できない、だからコモンセンスからコモンローが生まれ、明文化された法体系が生まれていったと、だけど日本の場合は、明文法が欧米から導入されて、暗黙の了解にただのっかっているみたいな状況になっている、実はこの国を支配しているのは明文法ではなくて、暗黙の了解。

なるほどですね。堀江貴文さんは歴史の勉強もしっかりされていますね。日本の暗黙の了解は逆説的にいえば、暗黙の了解で、明記するよりも”理解すること”に重点を置いたために島国として独立して結束力を強め、力をつけることができたのではないでしょうか?

銀行振り込みって、ATMからの引き出しも暴利だと僕は思いますよ、たとえば預金が10万円しかない人がATMからおカネを引き出して手数料300円とか取られたら、マイナス金利じゃないですか。

いまの視聴率の調査って、お茶の間になんか家族全員が集まってテレビを見ていることが前提の視聴率が出ているじゃないですか、「世帯視聴率」といって、でも、いまやそんなことをしている家庭のほうが、珍しいじゃないですか。


こういう何気ないところに疑問を持てる堀江貴文さんはすごいと僕は思います。

銀行のATMの手数料は確かにそうですよね。今の金利が1%にも満たない状況です。10万円の預金で100円とられると0.1%ですか。年収300万円以下のワーキングプアと呼ばれる人たちで、しかも貯金が10万円未満、1万円だとしたら手数料は1%に当たります。金利を超えますね。なるほどなぁ。

視聴率についてもそうですよね。世帯で見ませんね。我が家でもその通りで、長男は長男で、長女は長女、次男は次男、妻は妻、というように見ています(我が家はテレビがひとつです)。
え? 僕ですか? 僕はテレビを見ません。

世界という広い視野で日本を考えてほしい、ということです、狭い日本村で考えているとよくない、視野が狭くなると、よくないですよね、日本ってすごい閉塞感があるけど、世界は全然そうではないんだよというようなことを、みんなに考えてほしいなと思っています。

神田昌典さんも世界に目を向けよう、と話していました。日本をコミュニティや絆が深まる心温まる場所、と思えるのか、閉塞感漂う場所と捉えるか、それはあなたの心次第かもしれません。

本書ではその他にも原発の問題にも言及しており、ロシアやモンゴルにお金を支払って引き取って貰えばいいんじゃないか? なんてことも話しています。
堀江さんの話はホント面白いです。

対談本で読みづらさはありますが、随所に「なるほど!」「そういう考えもあるか」と思わせます。

【堀江さんの書籍(即購入)】
金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの? [単行本(ソフトカバー)]
君がオヤジになる前に [単行本(ソフトカバー)]
拝金 [単行本(ソフトカバー)]
稼ぐが勝ち ゼロから100億、ボクのやり方 [単行本]

いっぱいありますが、その一部です。

【編集後記】
本日、明日と連休です。しっかり充電して7月からの仕事に向かいます。


ここまでお読みいただきありがとうございます。

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発売日 : 2011-07-25