試練は乗り越えろ/岡野雅行 | ブログ

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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著者 : 岡野雅行
ロングセラーズ
発売日 : 2010-02-25











【出会い】
世界一の職人が教える仕事がおもしろくなる発想法―結果が出ない人はいない/岡野雅行 と一緒に帯広図書館で借りました。

【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
誰もやったことのないことに取り組むには、無数の失敗を繰り返して、その経験が蓄積となって、誰もが経験したことのない領域に足を踏み入れることができる、だけど、「失敗してもしかたがない」と思ってやってるんじゃないよ、いつも、成功を前提としながら模索するんだ、「これでいいや」なんて妥協してたら、職人の名が廃るってもんさ。

たった一回の失敗がなんだ!! 失敗をすることで人は成長するんだ。現代の失敗を許さない社会がまかりとおれば、失敗はしなくなっても挑戦しない、成長できない社会になる。
それじゃあ、いかんと思ったあなたのためにある書籍です。

モノづくりに励むあなたに勇気を与えます。


【気になった抜粋】

不可能を可能にする人は、自身を不可能を可能にするレベルまで、まず、高めるんだ、レベルの高い自分に自身を変換させることで、その立ち位置に立って挑むから結果を出せる、高い位置に立つという志があれば、限界を超えることは可能なんだよ。

天に任せるっていうのは他力本願みたいに聞こえるが、実は、もっと深い意味がある、他力とは、他者のはたらきや力に頼るのではなく、自助努力を行なう事で、はじめて菩薩の力っていうか神通力みたいなものが働いて、後押ししてくれるものなんだ。

自動車はかつては自動車メーカーしか製造することができなかった、しかし、これからは、中国をはじめとしたアジアの資本金の小さな会社が、ベンチャーでも、電気自動車をつくることができるということなんだ。

理想の自分と現実の自分のギャップに苛まれて、不安定になることなんて、人間なんだから、しょっちゅうあるさ、アインシュタインも、小さいことにクヨクヨする男だったらしいし、釈迦も想像するに、相当、自己嫌悪の強い人間だから、全てを捨てて出家したんだな、きっと……。


【響いた抜粋と学び】
本書では繰り返し、仕事、特にモノづくりに言及します。70%以上の人が第3次産業と呼ばれるサービス業に従事する中であえて時代を逆行しているように思えるモノづくり。今、日本に必要なのは、あなたに必要なのはモノづくりではないでしょうか?

勉強も出来て、親切で、仕事もできる、なんて万能である必要はない、何かひとつでいいから、人よりも抜きんでたこと、自信を持ってできることがあるといい。

人間の本質は道具をつくることだ、もし売っている既製品でものをつくる、売っている機械に合わせて製品をつくる、そんな狭い了見だとしたら、陳腐な枠内でしか、ものをつくれないし、つくれるものも限られる。

僕はお世辞にも勉強ができる人間ではなかった。小学生の時は勉強が大嫌いだった。それは中学になってからも同じ。高校受験のときに私立の高校を受験しなかったのは、そこまでして高校に行きたくなかったから。勉強したくないし、これ以上人間関係のある中で生きていくのが嫌になったから。

「中学卒業したら働きます」
働きたいのではなくて、これ以上学生でいて人間関係に揉まれるのが嫌になったから。
母に相談した僕は、一度は母は「わかったよ」といいながらも後日、「嫌だったら辞めればいいさ」と受験することが決まりました。
結局、それなりに楽しませてもらい、卒業どころか大学進学までさせてもらいました。

その当時は自分が何ができるのかなんて何も分かりませんでした。今は一つだけわかるのです。僕はモノづくりが好きだということです。
幼少の頃、友達とトランスフォーマーのシールを作ったり、分析していました。分析ノートを二人で作っていました。楽しくて、楽しくて、夢中になっていました。二人の世界に入っていました。
お金を出してでもあのときに戻ってモノづくりをやりたい、という感情を思い出しました。

今の僕にとっては栞作りが該当します。詳細は述べませんが、モノづくりに励む時夢中になり、時が経つのを忘れています。

たとえ、気の遠くなるような失敗を重ねても、おれは、完成するまで絶対に諦めない、諦めないから、深絞りできなかった仕事は、ただの一つもないんだ。

誰にもできない仕事というのに挑む時は、頭の中の固定観念を拭い去り、若々しい思考に立ち返らなければならないんだよ。


手を抜かないでいいものをつくる、よこしまな考えを持たずに、客の立場をくみとって仕事に取り組む、これが、職人の心意気だ。

こちらはモノづくりの参考になる部分です。松下幸之助さんも話していました。
「(成功の秘訣は? の問いに対して)成功するまで続ける!」
やり続けることです。僕はこれからも続けて行きます。

発想というのもひとりでするものだが、もし、そのアイディアを、みんなが賛成したら、その発想は斬新ではなく一般的なものだ、みんなが反対するアイディアこそが斬新なんだ。

よく批判されたら、それだけで諦める人がいます。それは諦める場面ではなくて斬新なんです。その状態が想像できないから批判するのです。自信を持ちましょう。

【編集後記】

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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