絵と言葉の一研究 「わかりやすい」デザインを考える /寄藤文平 | ブログ

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こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
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【出会い】
幕別町図書館札内分館で借りました。ふだんは手に取らない書籍をたまには読んでみようと思っていました。

【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
言葉の意味と絵の意味を組み合わせて、さらに別の意味を作るという頭の使い方そのものは、古いとか新しいとかは関係のない、とても面白いものだと思う。

絵には絵の、言葉には言葉の良さがあり、組み合わせるとさらに魅力が増すでしょう。あなたの仕事、プライベートも掛け合わせで魅力倍増させましょう。


【気になった抜粋】

「人の役に立たなければ、金はもらえない」、タッチがすぐに消費されてしまうのは、人の役に立っていないからだ、僕はそう考えた、本当に必要なものは消費されたりしない。

たぶん、「わかりやすく伝える」ことの中には、「その素晴らしさを伝えたい」という気持ちが含まれている気がする、なにかを「わかる」というのも、別の言葉で言えば、なにかを「好きになる」っていう話なのだろう。

【響いた抜粋と学び】
本書は絵が多く含まれる書籍なので、言葉の抜粋だけでは魅力が伝わらない、ということを前提に読んでいただければと思います。
僕個人の意見としては購入して読む前に、図書館等で試し読みしたほうがいいかと思います。
※ 実際に読むと、特に男性なら吹きだしてしまうような絵がたくさんあります。

水素と酸素が結合すると、水素とも酸素とも違うまったく別の性質のものになる、これとよく似たことが絵と言葉にもいえるように思う、絵と言葉は同じではない、絵には絵の、言葉には言葉の性質がある。

ここはすごい発想だなぁと思って読みました。確かに水素も酸素も燃える、という性質を持つのに、掛け合わさった時、「水」という燃えないものができあがる。理科の授業の時はH2+OはH2Oになると暗記しただけですが、考えてみれば不可思議なことですよね。
きっと絵と言葉の組み合わせも同じことが言えるのではないか、と思うのです。
最近では、十勝毎日新聞に電子書籍+音楽の組み合わせが紹介されていました。これも新しいものを創造する発想の一つですね。

サッカー選手がチームメイトを見ないでパスを出すように、コミュニケーションの完成形はコミュニケーションの必要がなくなることだ。

長年連れ添った夫婦の会話は「あれ、それ、これ」で分かり合えること、とふと思い出しました。僕の祖父母も昔こんな会話をしていました。
「あー、そういえばあれはどうだったけ?」
「あれかい、あれは12時からだよ」

近くでそのやりとりを聴いていた僕は「?」でしたが二人には共通の”あれ”があったんですね。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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