本日の紹介はこちらです。
↓↓↓
【出会い】
帯広図書館の新刊コーナーで見つけて、借りました。
”ナリワイ”ってなんだろ?
【本書のテーマ】
本当にあの仕事は自分にはできないのか?専門家にしかできないのか?
【岡本大輔の視点】
僕のナリワイ、ケアマネの資格の有効性。
【気になった抜粋】
「ナリワイをつくる」ということは、この歴史を踏まえて、人類の性質に合った健康的な仕事を再構築しようという試みでもある。
人間どうしても不得手なことはあるから、自分の得意技を活かしたいところだが、それだけだと選択肢が手詰まりになる。
農作物の獣害の被害額は都道府県にもよりますが、数千万円から数億円単位で存在します、これを防ぐアイデアがあれば、かなりのナリワイになることでしょう。
【響いた抜粋と学び】
大正時代の調査によれば当時の職業が3万5000職種もあったのに現在の厚生労働省の「日本標準職業分類」によれば、いまや2167職種だけというから、いかに多様な種類の職業があったのを減らして絞り込んだかが分かる。
昔から比べると1/10以下にまで減った職種、そして現代は第3次産業と呼ばれるサービス業が主となっております。
昔は結婚、恋愛、職業など選ぶことが出来なかった時代と言われていますが、これだけの数があれば、選ぶことが難しかったのかもしれません。
現代では、選ぶ自由はあっても、選ぶものが少ないと考えられます。
しかも、サービス業が主体となっているので、コミュニケーションが苦手な人にはなんとも生き辛い時代なのです。
ニートだフリーターだと問題視されているが、これは今の若者がだらしない、というのは不正確で、むしろ現代の生活に適応できる人は運が良かったという評価が適当だと思う。
「適応力」とはヒト科のヒトに備わっているのか?僕は考えてみました。
赤ちゃんをイメージすると依存的であり、周囲の環境に合わせる力はありません。あくまで(主に)両親によって育てられるのです。
その中で”適応力”を養うと思います。
先ほどの話と同じで、サービス業主体の時代となった現代では、コミュニケーションが苦手な人も必然的に適応しなければならない時代です。
これを生き辛い時代と捉え、著者の伊藤さんの言うように適応できたら運が良かったと考えるのが妥当かもしれません。
資格さえあればどこでも仕事ができる、かつ、人気の資格ということは、すなわち競争が激しいと同じことだからである、しかも、資格とはみんな同じ仕事ができますよ、という証明なので、同じ仕事をたくさんの人がやろうとする、という状況は、まさにバトルタイプの戦場である。
”ケアマネジャー”という資格について考えると、この資格を取得することで「ケアマネジメントの仕事をやっていいよ」ということになります。
資格があることで、もちろんその人によって実力は違えど、同じ仕事ができるという証明になっております。
伊藤さんのいうように、差別化が難しく、みな同じと見られるのです。
そこから一歩抜きん出るにはどうしたらよいのか?
僕の場合は「早起き」、「読書」、「セミナー参加」という基礎を作りつつ、ブログや電子書籍などの出版活動を通して本書で言う”ナリワイ”を作っているのです。
資格があれば、一定の仕事はできるけれど、一般の人にはそこ止まりになります。
差別化したいのなら、日々の努力が必要だと実感しました。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
返信は24時間以内にいたします。
※心無い非難・誹謗・中傷等は削除させていただきます。