おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
帯広図書館の新刊コーナーにて予約して借りました。
【本書のテーマ】
本書は、定年後を心身ともに元気に過ごすために、50代のうちから心しておくべき事項とその準備のポイントを著者の体験からまとめたものである。
【岡本大輔の視点】
50代サラリーマンの典型的な生き方。
【気になった抜粋】
公私混同はやって当たり前のこと、やっちゃいけないのは政治家だけ、でも政治家もしている、臨機応変にすればいい。
プレーイング・マネジャーの立場を放棄してはならない、管理業務をさせられると専門能力は落ちていくと考えないといけない。
伸びている会社は若者を甘やかさないが、しかし大事にする、若いひとを正社員にして大事に育てていかないと、愛社心をもつ社員が生まれない。
織田信長の偉大さは、自分の成功体験に学ばなかったことだ、小軍をもって大軍を打ち払う桶狭間の戦いのような背水の陣は、生涯に一回しかやっていない。
「家」、「車」、「教育費」の3つがおおきい支出だから、これらを見直していけばいい。
「情けは人のためならず」、本来の意味は「情けをかけたらかならず自分に帰ってくる」ということだけれど、もうひとつ「情けをかけたら向こうで甘えてダメになってしまう」ということもある。
井戸端会議や飲み屋で一杯・・・非効率の効率、非効率なことを大事にする。
夫婦が長持ちする秘訣は「嫁さんに負けてやる」ことだ。
【響いた抜粋と学び】
年金が不安だと嘆くよりも、あと30年、どのようにして生きるかということのほうが、よりおおきな、切実な問題なのだ。
高齢者介護の現場で働くので、65歳以上の方が年金が減っていることや不安を抱えていることは耳にします。
僕が一つ疑問に感じていることがあります。
なぜ、年金が減らされて文句を言うのか?
定年退職後に年金があれば自分の人生は何一つ問題がないという状態が作られているのが”当たり前”と感じているのは”常識”なのか?ということです。
そもそも、身を粉にして働いて年金生活で大丈夫と思ったのは高齢になったその人自身が”選択”したことではないのかということです。
にも関わらず、年金を減らした国のやり方に文句を言う。
であれば、年金が減らされても大丈夫なように若いときから貯金をしておくことや不動産収入を作っておくなど必要だったのではないか?
(誰でもできるかどうかは別として。)
50歳くらいになったら会社での自分のポジションがわかるはずだ、できるだけ早く、定年後の人生に向けての準備をスタートしておけばいいのだ。
アメリカンドリームの代表として知られる、レイ・クロック(53歳)、カーネル・サンダース(68歳)
彼らの成功は一般常識を超えており、50歳を超えてから成功しました。
僕は彼らのように年齢を重ねても、自分の信念に基づいて突き進む姿に感銘を受けます。
ただ、そのような偉大な経営者のようになれる人は現実に少ないと訴えているようです。
そこで諦めずに、自分の道を切り開くことが大切です。
生き残るためには、発想を変えなければならない、もっと知的労働のレベルを上げなければならない、勉強すべき時代に入っているのだ。
経済成熟化社会というのは、1人ひとりが生き方を考える時代だ、貧しい時代と違って、全員に共通する生きがいなんてない。
1945年、焼け野原の中、日本人はお腹一杯食べられることが共通する幸せでした。
あれから65年が経ち、現代の日本では餓死よりもダイエットで苦しむ人の方が多いのではないでしょうか。
万人に共通した幸せや生きがいは元々存在しなかったという事実を知り、それぞれがどのような価値観を持って生きるのかを”選択”することになります。
上の人に言われたことをやっていればいいと思っているようだと時代に取り残されると示唆しています。
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