本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
福祉を学ぶものとして、”マザー・テレサ”は無視できない存在です。
彼女に関する書籍が帯広市図書館の新刊コーナーにあったので借りました。
【本書のテーマ】
マザー・テレサに学ぶリーダーシップ。
【岡本大輔の視点】
ヒトと人間の違いについて。
【気になった抜粋】
リーダーであるあなたこそが、ビジョンを伝える声なのです、あなたは日常の仕事にビジョンを組み込んでいかなければなりません。
あなたの天使は誰か?リーダーはどこで線を引くべきかを知る必要があります。
「愛の贈りもの」にいる人びとは憐れみを必要としていない、愛だけを必要としているということでした。
アリのようにしゃかりきに働けばよいというものでもありません、キリギリスのように人生を楽しむことも必要です。
【響いた抜粋と学び】
彼女の出発点が「貧しい人びとのなかのもっとも貧しい人びとのために働く」というビジョンであったことを知りました。
マザー・テレサは、事業を成功させた他の人たちと同じ道をたどっただけです、自分のアイデアを信じて、それを形にしていっただけなのです。
マザー・テレサはもともと、貧困を一掃してしまうことに焦点を当てていたわけではない、彼女が若いころに修道会をつくった目的は、世界の貧しい人びとに温かい人間性に触れる機会を与え、カトリック教会の教えを届けることだった。
経営ビジョンが明確であり、真直ぐ実践した。ただそれだけと書くとそこまでですが、「ビジョンを明確にして、信念に基づいて実践すること」がどれだけ難しいかがわかります。
また、目的を履き違えないことも学べます。
貧困を一掃するだけなら、日本の政策のように「子ども手当て」と称してお金をばら撒けばいい。でも、何も解消されない。
なぜ、貧困になったのか?なぜお金が必要なのかが明確ではないから。
貧しい人がなぜ必要なお金を使い込むのか、その一つの理由が寂しさや不安を一時的に消すためにお金を使ってしまう。
だからこそ、その寂しさを埋めるのはお金を使わずにもできると彼女は伝えたかったのではないでしょうか?
何かを伝えようとしていて、「伝わっていないな」という欲求不満を感じたことがあるなら、コミュニケーションのスタイルを変えてみるべきです。
マザー・テレサは人びとの心の深い部分に触れることができたのです、その理由は、人びとが自分は話を聞いてもらっている、自分には生きる価値があると感じるからです。
ヒト科のヒトは訴えることだけができる。赤ん坊はお腹がすいたとき、眠たい時に泣くのです。ただただ、訴えるのです。
しかし、人間は違います。伝えるのです。
そして、それが伝わっていない時は相手に合わせて変えるのです。
赤ん坊は泣く手段しか持ちません。ヒト科のヒトは訴えることしかできないのです。
人間は手段を変える事ができるのです。
そして、ヒト科のヒトは「ちょっと待っててね、今準備するからね。」と伝えてもお腹が空いていれば泣くし、眠たかったら泣きます。
お腹が満たされたり、眠りにつくまで泣きます。
欲求が満たされるまで訴えるのです。聴くことはできません。
しかし、人間は”聴く”ことができるのです。
世界のリーダー100人の生活パターンを調査したところ、業種や分野を超えて共通する項目がふたつあったそうです、ひとつは「早起き」、もうひとつは「静かな時間を過ごすこと」でした。
早起きをすれば、自然と静かな時間を過ごすことにつながります。自宅でもそうだし、職場でもそうです。
朝4時に起きれば、自宅ではもちろん僕だけしか起きていません。
そして、早朝出社すれば僕しかいません。
「早起き」をすれば世界のリーダー100人と共通できるのです。
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