おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
電子書籍作成時にガンダムを基にした作品を創っているので、作者の富野さんのことを知りたくなったので帯広図書館の閉架図書で借りました。
【本書のテーマ】
富野さんの内面を見てみよう。
【岡本大輔の視点】
富野さんの人間性を考える。
【気になった抜粋】
アトムが教育ママや新聞記事を鵜呑みにする先生方には良心的なマンガに映ったが、その評判を聴くたびに悩んでいた。
アトムの汚し屋が僕であって、それ以上、虫プロにとっても僕の存在の意味はなかったのだろう、それが実感であった。
【響いた抜粋と学び】
本書を登録したくてブクログプレミアムを登録したと言っても過言ではありません。
富野さんの自伝は明るく、明瞭な感じではなくちょっと重いイメージでした。
サラっと読み飛ばして理解できる内容ではなかったので申し訳ないのですが、僕自身の読み方が速読なので、今回はサラっと紹介させていただきます。
僕の永遠のモチベーションのチョキ、それゆえに距離がある。
この部分を読むと、機動戦士ガンダムのアムロとララァのことが頭をよぎりました。
実際にこの関係がそのまま作品に反映されたのかはわかりませんが、永遠のモチベーションであるが故の距離・・・悩ましい表現だなぁという印象です。
人というものは言葉だけで己のすべてを伝えることができることなど、まず、ないのだ。
この部分もアムロとララァの会話を思い出させます。
短い時間の中でアムロとララァは分かり合えていた気がしますが、現実はもっと難しいのだと言っている気がする。
同業のなかから嫁さんを選ぶと言うことはしたくなかった、仕事を知っている人の方が便利だとはいえるが、せめて家のなかには別のタイプの人がいてほしかった。
大学時代に実習に行った施設の相談員の人がまさに同業で結婚していたけれど、富野さんとは別のことを話していました。
同業だからこそ、話せることがあるし、秘密保持の原則が分かっているからお互いに必要以上に突っ込んで話を聴かない。だから安心できると。
この辺りは人それぞれの感じ方なのだと思いました。
富野さんのことを深く知るには至りませんでしたが、少しだけ富野さんに触れることができたのだと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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