年上の部下とうまくつきあう9つのルール/前川孝雄 | ブログ

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おはようございます。岡本大輔です。

本日の紹介はこちらです。

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【出会い】

僕自身が会社で一番年下で

年上の後輩と接することが多いため、

相手が僕と接する時に気遣う部分を先に

知っておきたいなぁと思って帯広図書館で借りました。

【本書のテーマ】

年上の部下を分類して付き合い方を伝授します。


【岡本大輔の視点】

年上部下だって同じ人間です。

【気になった抜粋】


年上部下が正当に評価されていない、

現場のことを知らないくせにと反抗的だったりするのは

自分が認められているという実感をもてず、

プライドが深く傷ついてしまったからという理由がより根深い。


年上の部下と接する時には言いにくい、

やりにくいと感じることが少なくない、オススメはルール化。


あなたの役割は何かあったとき、協力してもらえるようメンバーと

ふだんからコミュニケーションをとっておくこと。

そして、共通の目標となる「大きなかぶ」を提示し、

彼、彼女らをワクワクさせ、うんとこしょ、どっこいしょと

先頭に立って掛け声をかけること。


年下の人間が上司となる可能性がある職場では

常に年齢や役職に関わらず「さん」で呼ぶというルールを作る。


相手の過失を責めるのではなく、自分が「困っている」、

「~していただけると助かる」と伝える。


【響いた抜粋と学び】


数年前、高校時代の友人の下に年上部下が

入社して、その部下が言うことを聴かないし、

仕事はできないし、で困っていると話していたのを

思い出しながら本書を手に取りました。



あの友人が年上部下のどんなところに困っていたのか、

その年上部下は年下上司である友人のどんなところに

困っていたのか、想像しながら読みすすめていきました。


ただでさえジェネレーションギャップや性別、

雇用形態の違いから相手を理解しづらいところに、

「年上なのに部下」という未知なる関係性が加わってしまう。



根本はここなのでしょう。年代の違い、性別の違い、

正社員、パートタイマーの違いと”違い”ができることで

人間は理解しあうことが難しくなります。



お互いを知る第一歩はお互いの共通点を探すことにあるので、

違いが増えると大変です。



そこに「年上=上司」だった方程式が覆され、

「年上だけど部下」が加わり、年上を敬うのに、

部下だからどうするんだ?と葛藤が生まれます。




年下上司のあなたがまずすべきことは

部下の指導ではなく、彼らの置かれた立場を

精一杯、想像してみること。


めげずに自己開示を続けることが

年上部下の心を開かせるコツ。



年上だから何でもできるわけじゃない。

バカにするわけではなく、完璧な人間はいない。

それは年上も年下も関係ない。



だから、年が上だろうと下だろうとまずはあなたから

話しかけて、あなたから心を開いていくことが

大切ですよと著者は話します。




大丈夫、あなたは高齢者介護の現場で

見ず知らずのおじいちゃん、おばあちゃんに

話しかけられるのだから。


心を開けるのだから。



同じ人間である、職場の「年上部下」にも

心を開けますよ。



ここまでお読みいただきありがとうございます。

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