おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
僕自身が会社で一番年下で
年上の後輩と接することが多いため、
相手が僕と接する時に気遣う部分を先に
知っておきたいなぁと思って帯広図書館で借りました。
【本書のテーマ】
年上の部下を分類して付き合い方を伝授します。
【岡本大輔の視点】
年上部下だって同じ人間です。
【気になった抜粋】
年上部下が正当に評価されていない、
現場のことを知らないくせにと反抗的だったりするのは
自分が認められているという実感をもてず、
プライドが深く傷ついてしまったからという理由がより根深い。
年上の部下と接する時には言いにくい、
やりにくいと感じることが少なくない、オススメはルール化。
あなたの役割は何かあったとき、協力してもらえるようメンバーと
ふだんからコミュニケーションをとっておくこと。
そして、共通の目標となる「大きなかぶ」を提示し、
彼、彼女らをワクワクさせ、うんとこしょ、どっこいしょと
先頭に立って掛け声をかけること。
年下の人間が上司となる可能性がある職場では
常に年齢や役職に関わらず「さん」で呼ぶというルールを作る。
相手の過失を責めるのではなく、自分が「困っている」、
「~していただけると助かる」と伝える。
【響いた抜粋と学び】
数年前、高校時代の友人の下に年上部下が
入社して、その部下が言うことを聴かないし、
仕事はできないし、で困っていると話していたのを
思い出しながら本書を手に取りました。
あの友人が年上部下のどんなところに困っていたのか、
その年上部下は年下上司である友人のどんなところに
困っていたのか、想像しながら読みすすめていきました。
ただでさえジェネレーションギャップや性別、
雇用形態の違いから相手を理解しづらいところに、
「年上なのに部下」という未知なる関係性が加わってしまう。
根本はここなのでしょう。年代の違い、性別の違い、
正社員、パートタイマーの違いと”違い”ができることで
人間は理解しあうことが難しくなります。
お互いを知る第一歩はお互いの共通点を探すことにあるので、
違いが増えると大変です。
そこに「年上=上司」だった方程式が覆され、
「年上だけど部下」が加わり、年上を敬うのに、
部下だからどうするんだ?と葛藤が生まれます。
年下上司のあなたがまずすべきことは
部下の指導ではなく、彼らの置かれた立場を
精一杯、想像してみること。
めげずに自己開示を続けることが
年上部下の心を開かせるコツ。
年上だから何でもできるわけじゃない。
バカにするわけではなく、完璧な人間はいない。
それは年上も年下も関係ない。
だから、年が上だろうと下だろうとまずはあなたから
話しかけて、あなたから心を開いていくことが
大切ですよと著者は話します。
大丈夫、あなたは高齢者介護の現場で
見ず知らずのおじいちゃん、おばあちゃんに
話しかけられるのだから。
心を開けるのだから。
同じ人間である、職場の「年上部下」にも
心を開けますよ。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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