おはようございます。
岡本大輔です。
本日の紹介は
こちらです。
↓↓↓
【出会い】
朝の勉強会で発達障害関係で働く方と
出会い、興味が湧いたので帯広図書館で
借りました。
【本書のテーマ】
発達障害について学びつつ、子どもとの接し方を考える。
【岡本大輔の視点】
発達障害・子育てを学ぶことで介護を深める。
【気になった抜粋】
発達障害の子どもとおかあさんに一番必要なこと・・・
小さいうちに、発達障害の子どもとのコミュニケーション方法を見つけること、
子どもに他者とコミュニケーションする方法を教えること。
その子の障害に合わせたしつけ方や教え方を知ることも大切。
言葉がない子どもとはモノのやり取りから始めます。
モノのやり取りすらできない子どもは、
身体のやり取りから始めるしかありません。
問題行動の原因は何か?記録をつけて探す。
子どもを観察すれば予兆がわかる。
自分の子どもが発達障害だとわかったとき、
ショックを受けるおかあさんが多いと思います。
冷静になるためには、子どもの発達のどこに問題があり、
どんな目標を持てばいいかを知ることが重要です。
認知を入力・処理・出力に分けてとらえる。
目のタイプ、耳のタイプ、皮膚感覚にアプローチ。
情緒の3つの状態・・・集中性、高揚性、くつろぎ性。
本来おかあさんは子どもにとって絶対的な存在、
ダメなことはダメときちんと教えることができる最高の指導者のはず。
大人が「この子には多分できないだろうけど・・・」と
初めからあきらめたような状態で接すれば子どもたちにはすぐに伝わる。
【響いた抜粋】
同じ障害であっても、
子どもによって症状の現れ方はそれぞれ異なります。
認知症に置き換えてみましょう。
同じアルツハイマー型認知症であっても
その人によって症状の現れ方はそれぞれ異なります。
この部分は子育て、介護に共通しますね。
僕たちを”若者”とくくって話されたとしても
僕のように早起きがいれば、
遅くおきる人もいる。
読書家がいれば、読書しない人がいる。
テレビが好きな人がいれば、嫌いな人もいる。
”その人個人を見る”
言葉にすれば簡単です。
違いをどう見るかが大事なんだと感じました。
会話ができているように見えるのは、
まわりの大人がうなずいていたり、
相槌を打ったりして、子どもに合わせているから。
認知症が進行したのかな、認知面が低下したかな。
この部分を読んで真っ先に思い出したのは
先日、とあるお客様から言われた言葉です。
「本当は話が全然聴こえていない。
だから適当に相槌しているんだ。」
実はそのお客様と接していて、
僕は思っていたのです。
”たまにとんちんかんなこと話すなぁ・・・”と。
そう思っていました。
しかし、他に理由があったのです。
まだまだ僕の観察力、洞察力は
向上の余地アリです。
こどもにはなしかけるときは真正面から。
認知症ケアにおいても
お客様の正面を向いて話しましょう。
とありました。
これは
masaの介護情報裏板でおなじみ
菊地雅洋さんも
セミナーや書籍で話していました。
”こどもに”というよりかは
人間と人間のコミュニケーションの基本は
正面を向いて行うものなのです。
”認知症だから”
”発達障害だから”
”こどもだから”
そんな言葉は必要ないのです。
”人間として”大切なことなのです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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