シンプルを極める/ドミニック・ローホー | ブログ

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おはようございます。

岡本大輔です。


本日の紹介は

こちらです。

↓↓↓







【出会い】

シンプルな表紙と

キーワードにひかれて

帯広図書館で借りました。

【本書のテーマ】

物の整理、

あなたの心のムダを整理します。



【岡本大輔の視点】

我が家の整理。


【抜粋】


疲れやだるさ、やる気のなさは

案外この「これもやらなきゃあれもやらなきゃ」で

頭がいっぱいであることが原因なのです。


持ち物は必要最小限に、

物質的にも精神的にも

余計なモノは排除すると決めた瞬間から

悩みはどこかに消えていきます。


人を満腹にさせるのは

食べ物の量ではなく貪欲さの欠如である。


完全に自分自身でありながら

自分を遥かに超越している

何かを自分の内に認めること、

これこそが本物の豊かさなのです。


私たちが死を恐れるのは

私達にその準備ができていないからです。


死を恐れるのは苦しいからという理由ではない、

なぜなら生きることのほうが

ずっと私たちを苦しめているからです。


親は子供の持ち物を

取り上げるべきではなく尊重すべきです、

子供には玩具や服を大切に扱い

片付けることを教えるべきです。


高齢者にため込む傾向が見られる、

モノを通して自分たちの存在を確かめ、

モノを溜め込むことで

自らの残り少ない人生の少なくとも一部を

コントロールしている気になるからです。


溜め込む行為を病気として捉えていない。


普段使う材料で賄えるように

料理もシンプルにする。


一番の無駄は捨てることではなく、

身体が要求する以上に食料を買い、

消費していることなのです、

そして病気になっては

医者の世話になり薬の投与、病院、

さまざまな治療が必要となっていくことなのです。


固定電話か携帯電話のどちらかにする。


人生において与えられる毎日は

一番良い形で生きなくてはなりません、

なぜなら一日一日が大切だからです。


大きなものから処分する。


必要なものは1つあれば充分。


「あとで」この言い訳は

もはやあなたの人生ではないと考える。


決断は朝、

あなたが壱番ダイナミックになれる時。


生活の場で日常的に使わないものなどは

寄付するかリサイクルに出す。


不用品をすっきり処分した後は、

苦労して空けた空間を

また他のもので塞がないように

「自然は空白を憎む」が

現実のものとならないように注意する、

新たに創出した空間がもたらしてくれる

開放感と清々しさを身に染み込ませましょう、

その快感を味わいましょう。


タダだからという理由で

物を家に持ち帰るのは絶対にやめましょう。

【学び】


高齢者に

ため込む傾向が見られる、

モノを通して

自分たちの存在を確かめ、

モノを溜め込むことで

自らの残り少ない人生の

少なくとも一部を

コントロールしている

気になるからです。



高齢者介護の現場で

働く人間として、この抜粋は

非常に参考になりました。


認定調査のときには


モノの収集癖について

尋ねる項目があります。



僕たち介護支援専門員は

お客様のご自宅に入るので


その家が

モノで溢れかえっているのか、

整理整頓されているのかを

知ることができます。




家の中がモノで

溢れかえっている人は


やはり精神状態が

安定しているとは言えない方が

多い(気がする)、


うつの診断を受けている人で


家の中の掃除、

部屋の掃除が

しっかりされている人は

ほとんどいない(気がする)。




だから、僕が訪問した時に

気にとめるのは


本人の表情・・・眼力

服装・・・ヨレヨレの服を着てないか?


部屋の中・・・無造作に

モノが置いてないか?



清掃されていない家に

住む方でも


もちろん、心の綺麗だな

という方はいます。


これも間違いないです。



しかし、

「服はボロでも心は錦」


は実際は当てはまらない

のが現実だと僕は感じています。



中には

心の綺麗な人もいるんだよ


という戒めでしかなくて、


「服がボロなら心も荒む。」


が正解だと僕は

高齢者介護で働いた中で

感じています。


一番の無駄は捨てることではなく、

身体が要求する以上に食料を買い、

消費していることなのです、

そして病気になっては

医者の世話になり薬の投与、病院、

さまざまな治療が

必要となっていくことなのです。



使わずに捨てたら、

確かに勿体無いです。



しかし、そこから考えて欲しいのです。


使わないのに

持ち続けることは

真の無駄なのです。



無駄なものがあるせいで

家の中が無駄で溢れてしまうのです。


自分に必要なものが

入ってこなくなるのです。



どうすればいいのか?



勿体無いを

振り切って捨てるのです。



最初のうちは

必要なモノまで捨てる可能性が

あります。



今まで溜め込んでいたあなたは


捨て方が下手なのです。



実は、

捨て方にも技術や知識が必要で、


捨てる技術・知識を向上させるには


ひたすら捨てることでしか

磨かれないのです。



捨てる決断をすることで


上手に捨てられるようになり、

取得するときに、


これは無駄になるんじゃないか?


と考えられるのです。




今回の抜粋の話では


自然界では

基本的に糖尿病は存在しない。


人間だけがなる。


身体が求める以上に

食べ続けてしまい、


糖尿病になってしまう。



食べるお金も無駄になります。


糖尿病になって病院に通うお金も

無駄になります。


医療保険を適用していると


その無駄に他人のお金を

消費することになります。



この記事を読んだあなたは

まず、自分の食生活を振り返って


・・・たとえ糖尿病じゃなくても


無駄に食べていたものは

減らしていきましょう。


(無駄をなくしすぎても

人間の生活に楽しみがなくなるのも

事実です。)



無駄といかに

上手に付き合っていくのかが



人間の生活をより豊かにすると

感じます。




ここまでお読みいただき

ありがとうございます。


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