おはようございます。
岡本大輔です。
本日の紹介は
こちらです。
↓↓↓
【出会い】
書店で何度か見かけていて
気になっていました。
帯広図書館で見つけて
借りました。
【本書のテーマ】
原発問題、年金問題
実際のところはどうなの?
【岡本大輔の視点】
あなたはこの国のことに
興味を持っていますか?
【抜粋】
年金支給開始年齢の
引き上げの前に
なぜそうしなくてはいけないか
の議論を忘れていないか?
年金記録システムに
三億件も入っていた。
一番の不正議は、
国の原子力政策に
一切の発言権も持たず
長年東京電力の正社員よりも
低賃金で働いてきた
地元の下請け企業の作業員に
命がけの作業を押し付けること。
世界で起きることは日本でも起きる。
福島原発の避難地域を
旧ソ連のものに合わせると
東北新幹線も東北自動車道も
立ち入り禁止区域に含まれてしまう。
危機管理の鉄則は
最高の結果を祈りながら
最悪の事態に備えること。
天災が原因で
原子力事故が起きた時には
誰も責任をとらなくてもいいという法律。
勇気をもってわからないと言える人が
本当はわかっている人。
正しい判断には正しい情報必要なのだ。
奥尻島の災害後復興政策の後の
ゴーストタウン化の現実。
フランスでたくさんの子供が
生まれる本当の理由は税制。
福祉の施策に使われる費用を稼ぐ層を
作り出す策をとらないと
戦後築いてきた資産を
食いつぶした時点で
日本は緩やかに死んでゆく。
【学び】
一番の不正議は、
国の原子力政策に
一切の発言権も持たず
長年東京電力の正社員よりも
低賃金で働いてきた
地元の下請け企業の作業員に
命がけの作業を押し付けること。
福島原発の避難地域を
旧ソ連のものに合わせると
東北新幹線も東北自動車道も
立ち入り禁止区域に含まれてしまう。
天災が原因で
原子力事故が起きた時には
誰も責任をとらなくてもいいという法律。
まずは僕が本書を読んで
自分が何も知らなかったと
気付いたことです。
原発の処理をしているのは
福島県にいる地元の下請け
作業員だったこと。
チェルノブイリ原発事故と
同じ基準を照らし合わせると
新幹線・高速道路が
閉鎖してしまうから
基準を下げていること。
1000年に一度の
大地震による(天災)
原発事故の責任は
国が責任をとらなくてもいいこと。
・・・法律の文面に載っている事。
どれも
僕が知らなかったことばかりです。
・・・そして、正直なところ
無関心でした。
”政治家がなんとかしてくれる”
”上に立つ人が日本をよくしてくれる”
”自分には関係ない”
この無関心こそが
この国の惨劇を
生み出したのではないか?
と僕は感じています。
原発の法案に関しても
一人二人の考えを勝手に
文面に起こしたわけでは
ないはずなので
結局、その人たちを
選んだのは国民だと言うこと。
これから先の将来は
「無関心」では済まされない
現実を見たのだと感じます。
福祉の施策に使われる
費用を稼ぐ層を
作り出す策をとらないと
戦後築いてきた資産を
食いつぶした時点で
日本は緩やかに死んでゆく。
生活保護の問題や
年金の問題があぶり出ています。
福祉の施策を充実させるためには
まずは充実させるための
費用を作り出す豊かな層を
作り出すことから始まります。
何もないところから
お金が降って湧いてくるはずが
ありません。
僕個人の考えでは
福祉職一人一人が
今こそ、立ち上がって
会社に依存しきった
働き方をやめて
独立していける力を
つけることから
始まると感じています。
福祉国家スウェーデンも
経済が停滞してしまい、
充実した福祉制度が
できなくなっている現実があります。
人を助ける福祉職が
貧困なままであれば
現状は何も変わらないと
感じます。
国がちゃんとやらないから
生活の保障がないんだと
怒りを感じる前に
国に依存しきって
努力を放棄した自分たちに
責任があると考えて
まず、自分は何ができるのか?
介護の仕事をしながらも
どのように利益を生み出すことが
できるのかを
福祉職一人一人が
実践していくときだと
感じています。
ここまでお読みいただき
ありがとうございます。
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