おはようございます。
岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓
【出会い】
話し方の向上を
考えていたところ
帯広図書館で発見しました。
【本書のテーマ】
人間関係をよくする
「伝え方」のヒントを
体験を交えながら紹介。
【岡本大輔の視点】
福祉職がお客様との関わりで
大切にする姿勢とは?
【抜粋と学び】
アサーティブである
=自分も相手も大切にしつつ
自分の感情や要求を率直に誠実に、
そして対等に伝えることができる。
アサーティブとは
何か?
横文字をただ押し並べるだけでは
読者に伝わらないので
本書の説明と共に
説明します。
福祉現場では
お客様を大切にする姿勢は
素晴らしいのですが、
行き過ぎると
自分を犠牲にして・・・
家庭の時間を捨ててでも
お客様に尽くそうとする
会社に尽くそうとする人がいます。
組織のあり方にも
問題があるのかもしれませんが・・・
お客様だけを大切にするのではなく
自分自身の心も身体も大事にする。
僕の場合ですと
介護支援専門員と
デイサービスの生活相談員を
兼務しているので
他の介護支援専門員と違い
土日が休みと決まっていませんし
平日が休みのときがあります。
僕が兼務し始めた当初は
お客様の都合を優先させすぎて
自分の休みの日に
訪問の予定を入れてしまい、
家族からも
「まともな休みがないんでしょ!」
と言われ、
自分自身を追い詰める
結果となりました。
もちろん、
緊急の場合は
お客様の都合を優先させますが
それ以外では
福祉職といえど
あくまで同じ人間であり、
限りがあります。
兼務し始めた当初から見ると
僕は今訪問日の調整など
自分の休みを正直に伝えて
お客様、ご家族様と
うまく調整できていると
感じます。
人間関係において
どちらか一方が過度に
負荷がかかっている状態で
関係をうまく保っていけるわけがない。
こんな当たり前のことを
「福祉の仕事だから」
と見失っていた自分がいたわけです。
アサーティブの4つの柱・・・
誠実、率直、対等、自己責任。
自分に誠実でないと
相手に誠実になれない。
アサーティブの基本を
抜粋しました。
福祉職に必要な
人間に必要なこと。
誠実、率直、対等、自己責任
です。
自分に誠実・・・
成功したこと
失敗したこと。
大人になるにつれて
自己の正当化がでてきます。
すると、
自分だけでなく
周りの仲間も自身の正当化を
してしまいます。
話し合いは平行線を迎えます。
そのとき
どうすればいいのでしょうか?
あなたから
自己の正当化の過ちを
認めることです。
自分に誠実であるということは
自分が失敗したことを
素直に認めることです。
医療・福祉、CA、ホテルスタッフは
自分の感情を押し殺して
仕事をするのでストレスがたまる。
感情すべてを押し殺すわけではなく
特に怒りだとか憎しみといった
負の感情については
押し殺す必要があり、
吐き出す場面がないので
ストレスがたまります。
喜びや楽しみといった感情は
お客様と共有できても
悲しみや憎しみ・怒りを
共有するとなると
難しいのです。
このようなとき
デイサービスで言えば
仲間同士で話し合えることが
ストレスを発散させる一つに
なるでしょう。
1人ケアマネの施設では・・・
吐き出す場面が
少なくなってしまうので
連絡協議会といった
集まりの存在が大切でしょう。
【まとめ】
このブログでは
愚痴や不満ばかり
もらしてはいけない
と説いており、
なぜ、
愚痴や不満が多くなるのか?
を考えていませんでした。
給料安いとか待遇悪いだけでなく、
・お客様に誠実でいること
・負の感情を押し殺すこと
これらのことが
福祉職にとって
過度のストレスを与えることになり
愚痴や不満の原因になると
改めて感じました。