「図で考える」ことができる人、できない人/久恒啓一 | ブログ

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こんにちは。

岡本大輔です。



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【出会い】

久恒啓一さんから以前

他の書籍を紹介したところ

コメントをいただいたので

また、読んでみようと

帯広図書館で借りました。


【本書のテーマ】

「図」を活用して

仕事や人生に活かすには?


【岡本大輔の視点】

図解を通して福祉業界を考える。


【抜粋と学び】

・よい図・・・わかりやすい図。


・誰に見せるかを意識して

言葉を選び構成する。


・何のための図か?


・専門用語は方言。


・見せる相手が

わかる言葉に置き換えること。



図解や図の作り方・活用法については

本書を読むことでしか学べませんので

割愛します。



図については、図を使ったから万能であり

完璧であるという考えはなくしてください。


図は一つの手段です。


一つの表現方法です。


視覚障がいがある方には

不適切になります。

(当たり前ですが)。



介護業界で言うと

認知面が低下して、

想像が難しい方には不適切に

なりうるものです。



図を使えることは一つの手段が

増えただけであり

万能にはならないのです。


本書で特に気になったところは


”専門用語は方言”

という部分です。


うまい表現だと思います。



看護や介護の専門職が

エデームだとか

トランス、プランなど


横文字を使うと

お客様の頭の中には

「?」がいっぱいです。



関東の人が北海道にきて


「ゴミ投げて」といわれたら

「?」ですよね。


※ 正解は「ゴミを捨てて」の意味です。



自分たちは専門職で

当たり前に使う言葉が

お客様には非日常的な言葉になります。



また、看護師が病院で日常的に使う

専門用語は介護現場で必ずしも

日常的に使う言葉にならないのです。



先ほどの

エデームだとかオペだとか

(聴けば覚えられますが)


大事なのは”誰”に伝わるのか?


です。


看護師同士が

介護職同士が


方言を飛び交わしていては


お客様や家族の肩身は狭くなる

一方だと感じませんか?





【まとめ】
本書の”図”の部分を

”介護”と置き換えて

読むだけで、


”介護”とは何ぞやと

己に問いかけられる一冊になるのです。


読書とは

自分の頭の使い方で


一見無関係な本が自分の専門書に

なりうるのです。





チェック項目8箇所。図は説得するツールではなく納得させるツール。自分が関心のあるもの・楽しいと思うものから図にしてみる。よい図・・・わかりやすい図。誰に見せるかを意識して言葉を選び構成する。何のための図か?専門用語は方言。見せる相手がわかる言葉に置き換えること。著者からの課題・・・自分の人生を図にする。