おはようございます。
岡本大輔です。
医療・福祉関係の一冊を
紹介します。
↓↓↓
【出会い】
帯広図書館で借りました。
【岡本大輔の視点】
福祉業界で働く人、
特に高齢者福祉に携わる人が
学べる一冊。
【抜粋と学び】
死を考えることは生を考えること。
長く生き延びるよりどう生きるか、
どう死ぬかをそれぞれの死生観で決める。
どう生きるのか?
どう死ぬのか?
それは目の前にいるお客様自身が
それぞれ決めること。
僕たち福祉職は
その支援をするだけであり、
決定権はすべてお客様が
持っています。
この前提に
ケアマネジャーであれば
ケアプランを作成してみては
いかがでしょうか?
ケアマネジャーをしていて
(他の職種もそうですが)
自分たちはお客様のために
なっていることをしている、
素晴らしい仕事をしている
とついつい過信して
お客様の決定権を奪っていることが
ありませんか?
僕には
今回の抜粋は
「本当にお客様のためになる
プランを作成していますか?」
と問われたような気がします。
ホリスティック医学・・・
人間まるごと対象。
病気を治すだけでなく
生老病死のすべてに関わり、
死後の世界も視野に入れる。
僕はこの考え方に共感できます。
今までは足腰が弱くなったら
その部分を訓練しましょう。
がんになったら
その部分を手術しましょう。
と、その部分に目を向けがちでした。
しかし、大事なのは
人間そのものです。
その人がどう感じているのか?
どうしたいのか?
病気が治ってその先は?
足腰が良くなってその先は?
お客様の真のニーズは何だ?
この部分に早く
たどり着きたいです。
社会の高齢化は
いのちのエネルギーが
高い人たちが増える・・・
素晴らしい社会。
こんな発想があるんだと
僕は感激です。
今、これから日本が向かっている
超高齢社会は
超エネルギー社会。
そして、僕たち
福祉職はそのエネルギーが
最高に集まったところで
仕事ができる。
こんなに素晴らしいことが
ありますか?
【まとめ】
お客様それぞれの価値観
死生観を知ることが
僕たちができる最善のケアの
第一歩です。
表面の現象にとらわれず
目の前にいるお客様が
どうしたいのか?
考えに着目しましょう。
超高齢社会は超エネルギー社会。
そして、僕たち福祉職は
そのエネルギーの中心で
最高の仕事をする
素晴らしい職人たちの集まりです。
誇りをもって
仕事をしよう。