こんにちは。
岡本大輔です。
自転車通勤を始めてから
IPhoneをフル活用しています。
出発前に
「JogNote」というアプリで
自転車通勤の
時間と消費カロリー、
通勤経路を計測しています。
僕は片道6,0kmを20分弱で
走っています。
その間、
もちろん読書はできないので
使うのは
ポッドキャストです。
ここ一週間は
医療法人ブレイングループの
「介護事業の知的創造コンサルティング」
を愛聴しています。
(もちろん、倍速で聴きます)。
この中で、
バブル経済はいかにして
なくなったのか?
というところが
大変興味深かったのです。
最初に理由を話すと
団塊の世代
と言われる
人口層が40代の頃
1970年代
この頃が日本が最も豊かだったと
思われていました。
どうして、1970年代に
そうなったのか?
まず、30代~40代というのは
役職がついて仕事バリバリの時期です。
それにプラスして
子供が大きくなってきて
お金がかかる時期になるのです。
仕事において給料が
たくさん貰え始める時期であり、
その時期にちょうど
お金を消費する時期になります。
多くの人がお金をたくさん貰って
多くの人がお金をたくさん消費したのなら
どうなると思いますか?
経済が活性化されるのです。
お金を遣いたい人がたくさんいたら
モノを売る人が儲かっていくのです。
で、その団塊世代が
50代になったところで
バブル崩壊です。
お金を遣わなくなったわけです。
何も不思議なことはありません。
簡単な話ですと
長谷川嘉哉さんは
おっしゃっていました。
人口ピラミッド を見ると
団塊の世代がちょうど40代くらいのときに
バブル経済だったわけです。
そして、今どうなるか?
これからどうなるか?
これからが福祉の時代だと
僕は思っています。
しかし、しかし、
福祉業界はポッドキャストの
「知的創造コンサルティング」
でも話すように
成熟期・衰退期にさしかかっています。
ということは今までのサービスを
やり続けるだけでは
衰退期に突入・・・
変化をしない施設等は
そのまま廃業という可能性があるのです。
施設形態等の話は
僕からできることではないので・・・
(経営者でもなんでもありませんし、
実績がまったくない、説得力ゼロですから)。
福祉職の今後はどうあるべきか?
と考えるわけです。
食事・入浴・排泄の介護のみ
せかせかせかせかやっている
言わば工場員のような人は
間違いなく淘汰されていく
というのが僕の考えです。
もちろん、
食事・入浴・排泄が基本であり
大切なことなのは知っています。
僕らのやる仕事はそれ以上のこと
そして、
介護が必要になった人の介護
つまり
要介護認定を受けた人の介護
だけでなく、
それ以前の人・・・
要支援前の「自立」の方や
50代、60代
場合によっては
介護保険料を支払っている
40代の人を
ターゲットに仕事をしていく
必要があると思います。
介護保険施設では
介護報酬が条件により
基本的に決まっています。
僕らのデイサービスで言えば
月間300名年間3600人
小規模デイサービスでいくと
要介護2で
通所介護費951円
入浴50円
個別機能訓練Ⅰ50円
1051円の自己負担(1割負担)
平均要介護2で
300名定員で
利用率90%で
270名ですね。
10510円×270円
2837700円
プラスして
食費等が
僕たちの場合
600円ですので
270名×600円
162000円です。
合計で約300万円です。
よく、社員は
給料の3倍稼がなきゃいけない
といわれますが、
(在庫の原価など経費がかかるので)
福祉関係は基本的に
在庫を持たない業界ですので
2倍としましょう。
(経費のほとんどは人件費です)。
150万円が人件費となる
では、
通所介護の要件は
14名以下であれば
介護職1名
看護職1名
生活相談員1名で
運営可能です。
ここでの考えは
管理者兼生活相談員
看護師兼機能訓練指導員
介護職
調理兼事務
の4名で運営したとしましょう。
150万円の人件費を単純に
4分割すれば
1人37万5千円です。
このように計算していくと
年収500万円以下ということが
わかります。
上記のような運営は
極めて難しいのは
現場で働く人が一番わかるはずです。
ということは現実は
これ以下と考えますね。
福祉関係で働く以上は
収益が決まっていて
利用人数が一定まで行くと
あとは頭打ちです。
自分の給料を増やすのは
「現場以外で」
ということが
自ずと見えてくるはずです。
それでは、
「現場以外で」
利益を上げる・・・
給料を増やすには
どうしたら良いのか?
福祉現場以外での活動を
増やすこと
早起き・読書・セミナー参加
など
自己研鑽をしていくことだと
僕は思います。
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