在宅支援か?施設入所か? | ブログ

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みなさん、こんにちは。




運転手の関係もあり

先週日曜日から今日まで

6連勤となりました。

久々の休みで

リフレッシュしています。




さて、冬の北海道といえば

これです。

↓↓↓

photo:01



網戸で見えづらくなってしまいました。

すいません。



そうです。


昨夜から雪が降って降って

積もっています。


ドライバーさん。

安全運転でいきましょうね。




さてさて、

この時期になると増えてくるのが

デイの利用を冬期間休む

お客様です。


自宅静養する方

老健ショート利用の方

施設入所に踏み切る方。


様々です。


そんな中で僕が

心に残っているのは

昨年あったケースです。



そのお客様は

夏時期から腰痛等の

訴えて、それまで週3回、

いつも楽しい楽しいと話していた

デイサービスを

休むようになったのです。


11月くらいから確か

利用復帰に向けて

ケアマネ、家族、そして僕たちと

担当者会議を開き

利用復帰と在宅継続に向けて

取り組んできました。



しかし、本人の腰痛は

よくなりません。

(外科の先生が見るには

異常はなく、精神的なもの

ではないかとのこと)。


利用時間を暫定的に短くして

対応したこともありました。



年末に近いある日

深夜から朝方にかけて

腰痛等で一睡もしなくて

午前8時家族から電話がきました。


「今やっと眠ったので

今日は休ませます。」


家族の介護疲れもピークに

なっていたときです。



この頃、そのお客様は

あれほど好きだったデイサービスに

行きたがらなくなったのです。


「腰痛等でみんなに迷惑を

かけたら困るから。

それだったら家にいる。」


それがそのお客様の言葉でした。


確かにごもっともなんですが、

デイサービスの役割って元々

その状態でも出かけられることや

一緒にいる家族が休めるように

あるので、

その「想い」が家族や僕たちを

苦しめることになったのです。



一番最後のデイ迎えのときは

突然でした。


僕が迎えに行きました。


車椅子に乗って

もう準備万端。


さぁ、車に乗りましょう。


といったところで

僕に背を向けて

お客様はいうのです。


「やっぱりまだ痛くて痛くて

これじゃあ無理だわ。

治ったら行くから・・・」



後日、その家族から

岡本さん、強引に連れて行って

くれればよかったのに!!


とケアマネを通して

コメントがありました。



そうなんです。


そこで、

僕はそのお客様を

デイサービスには行けない

と判断して、休んだのです。



そのときの僕は

家族のレスパイトケアより

本人の自尊心や想いを

大事にしたのですね。




でもでも、それが正解だったのか?


その後の家族の動きは早かったです。


有料老人ホーム体験入居~

入居に踏み切りました。



後日、課長にも言われました。


「デイで対応できないんだったら・・

と施設入居を決めるお客様は多いよ。」



そうか。

僕の判断が

お客様を施設入居にしてしまったんだと。



結局のところ

どちらが正解だったのかはわかりません。


あのとき

僕が強引に連れて行っても

後々、やっぱりデイの利用は

難しかったのかもしれません。



ただ、想うのは

デイサービスは

在宅支援の場である一方で

実は

施設入居を決定付ける一面もある


ということです。