みなさん、おはようございます。
釧路での研修最終日の
帰りの列車の中で
読んだ一冊がこちら。
僕にとって(みなさまもですか?)
謎の多い天皇家。
その歴史を少しでも
学ぼうと思って手に取りました。
「総図解よくわかる」という
タイトルにまんまと
ひっかかった感が
あります。
この書籍を読んでも
天皇家のことが
よくわからないのが
本音です爆
(読み込みが足りないだけか?)
天皇とは漢語を輸入したもの。
和語ではスメラミコト・
スメミマノミコト。
スメ・スメラ・・・支配する、
統治する。ミコト・・・貴人。
まずは「天皇」の語源からです。
「天皇」とは漢語を輸入したもの
本来の日本語ではない
ということでしょうか。
和語では天皇のことを
「スメラミコト」
と言うそうです。
(古典か何かでこのような言葉を
習ったような・・・。)
「日本国を支配する貴人」
という意味なんでしょう。
ちなみに太平洋戦争までは
「日本国を支配する貴人」
だったときもありましたが、
(江戸時代は徳川家に委任
していましたが)
戦後は、天皇は
日本国の象徴と
なっております。
33代推古天皇が最初の女帝。
推古天皇が初の
女帝ということは以前から
知っていましたが、
33代目にして初というのは
今回の書籍で知りました。
推古天皇の時代というのは
大化の改新前で
蘇我氏の台頭のところですから
600年くらい。
すでに33代なんだなぁと
しみじみ思っていました。
(当時の平均年齢を
考えればそうなのか。)
でも、1500年前の時代で
天皇の中には80歳以上
生きられた方もいらっしゃるようで
それに驚いてます。
明治天皇まで
一夫一妻多妾制だった。
大正天皇以降に
一夫一妻制は確立。
昭和天皇に男子が
生まれないときに側室を
復活させる動きがあった。
ここは僕は
かなりショッキングなところでした。
明治天皇というと
つい100年くらい前です。
昔の日本は一夫多妻というのは
知っていましたが、
天皇家もそうだったんだと
読んで驚きでした。
生物学的に言えば
一夫多妻の方が
(子孫繁栄をする上で)
理にかなってはいますよね。
そして50年位前には・・・
昭和天皇の時代に
一夫一妻多妾制復活の
動きもあったのですから。
当時の世論がそうさせなかったのと
結局子どもが生まれたので
大丈夫でしたが、日本国の象徴である
天皇と言えど、今の時代に
一夫一妻多妾制をするのは
世論がどう反応するだろう・・・。
・・・
実際は現在の天皇家の
どなたかは妾さんの子ども
ではないか?
と噂されている人もいるようですが
このブログではその真相までは
追求しません。
気になる方は
ウィキペディア等で
調べてみてくださいませ。
極めて清浄な御方。神の子孫。神国思想・・・日本にあるすべてのものは神々の生成したもので神々に守られている。大政委任論・・・天皇は君主。政権は本来天皇にあり、徳川将軍家は一時的に委任されている状態。33代推古天皇が最初の女帝。明治天皇まで一夫一妻多妾制だった。大正天皇以降に一夫一妻制は確立。昭和天皇に男子が生まれないときに側室を復活させる動きがあった。元号は大化の改新から。世界では漢の武帝、紀元前140年に建元を用いたこと。歴代天皇に「仁」をつけているのは謎。「後」を冠する天皇は父子関係や御座所が同じ場合。後醍醐天皇のみ醍醐天皇が誕生する前につけた。淳仁天皇は9世紀前半に散骨をしていた。