みなさん、おはようございます。
今日から12月です。
今年も残り1ヶ月です。
残り1ヶ月も
全力でいきましょう。
さて、本日紹介する書籍は
久しぶりに購入した書籍です。
近所のツタヤで発見して
「読みたい!!」
と思ってそのときは
購入を控えましたが
11月27日(日)
認知症ケア専門士
2次試験当日
東札幌のイーアスにある
宮脇書店で、やっぱり買おう
と思って購入したのが
佐々木常夫さんの書籍です。
以前にも僕は
働く君に贈る25の言葉
の2冊をこのブログでも紹介しています。
佐々木さんの書籍は
文章から優しさが、
温かさが伝わってくると
同時に父親の力強さ・・・
厳しさも教えてくれます。
リーダーシップは持ち場において
各自が発揮するもの。
リーダー・・・人びとを率い、導くもの。
力づくではなく、あくまで周りが
自主的に喜んでその人に
つき従おうとしたもの。
リーダーとは人を動かして
「結果」を出すもの。
福祉の現場で働いていて
僕が感じること。
生活相談員として
介護支援専門員として
働く僕は、
デイサービスでのお客様の
様子だけでなく、自宅での様子、
家族の想いなどを他のスタッフに
比べると知る機会が多いです。
立場上、自宅でのことなど教えることが
多くなりますが、
だからといって僕ばかりが
リーダーシップを発揮するものでも
ないと本書を読んでいて感じたのです。
デイサービス内での活動では
相談員だけでなく介護スタッフや
看護師が率先して
お客様を盛り上げることが必要になる
そんなときは
そのスタッフがリーダーシップを
発揮するわけです。
役職が誰についていて
今日はレク担当は誰だから・・・
確かに役割分担も大事ですが
固執しないことも大事です。
その場、その場に合った行動をとる。
孫子の兵法で言う
水のような柔軟な動きが必要です。
そして、リーダーシップを発揮するときに
意識したいのが
他者が自主的に「一緒にやりたい!」と
感じてくれること。
役職が上の人が
「やれ!!」といって部下などを
動かすのも一つの方法ですが
そればかりでは人の心は動かない。
あくまで現場の人たちが、
お客様たちが
自主的に「やりたい!!」
と感じてくれるように
働きかけることが必要なんですね。
水分摂取にしても
体操や機能訓練にしてもそうですよね。
スタッフに言われて
いやいややっているうちは
継続が難しいけれど
お客様にとって
どうしてそれが必要なのか
説明し、納得してもらい
行動してもらうことが
デイサービスの中だけでなく
在宅生活の質向上につながるんですね。
「恐怖」はなるべく使わないが、
それがないとリーダーの仕事が
できないのも事実。
佐々木さんの書籍を読んで
共感できる部分は
綺麗事だけじゃないことです。
優しさを続ければ人は分かるとか
理想論だけじゃないんです。
昔の子育てのように
「~しなかったらご飯抜きだよ!」
というような言い方はしませんが、
佐々木さん自身も
「~しなかったらどうなるかわかるな?」
と「恐怖」の一面も出すことが
必要になるときがあると
教えてくれます。
もちろん、時と場合によるんでしょうけれど。
僕は今、仕事にしても
朝の勉強会にしても
こういう部分は
できないんですね。
年下の自分が言うと
嫌な想いをするんじゃないか?
・・・
もっと言えば
嫌われてしまうんでないか?
と思ってしまって。
しっかり、フォローして
言葉で伝え続ければ
「恐怖」の一面を
出してすぐ嫌われるとか
強い反発をされるとかも
ないのかもしれません。
ただ、それでも
しっかり仕事ができるのは
佐々木さんの人間的魅力の
おかげなんだろうと。
そして、佐々木さんを
目標にしたいと
感じたところです。
座学だけではなく現実に動く。
壁にぶつかりながら悩むこと。
論理を語るのは誰でもできる。
でもそこに「命」を吹き込めるのは
実践者だけ。
読書を続ける僕に
資格取得に励む僕に
佐々木さんから
知識の収集家になって
満足するなと指導してもらった
気分です。
実際に動く
実践する。
仕事に役立てる。
現場で役立てる。
つまりはアウトプットですね。
知識を詰め込むだけは
実際、簡単に誰でもが
できること。
その知識を行動に表すこと
知行合一が
これからの僕には必要だと
教えてもらいました。
残り1ヶ月悔いの無いように
素晴らしい一年を迎えられるように
今日からまた頑張ろう。