言葉の力・・・介護現場から感じること。 | ブログ

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みなさん、こんにちは。





「早起き」

「読書」

「勉強」


1年前に比べ

頭を使う機会が増えて

自身の向上が

実感できています。



そんな中で


多数の書籍から

学んだのは


言葉の力・・・


日本では


「言霊」


という

言葉があります。




「~できる(できない)」


という言葉を例にすると


それまで

できたかできなかったか別として


「~できる!」と言って

実践して、できると


言葉に力が加わる・・・


つまり「言霊」となるのです。



何でもいいんです。


「僕はこれから

水を飲む」


と言って

水を飲めば


言葉には

力が加わる・・・


言葉が実現するのです。

(実際に水を飲めましたよね?)



繰り返すことで

自分の言葉に力が加わり、



これからやりたいことを

言葉にすることで

(例えば試験に受かるだとか)



本当に実現するんだよ。

という考えがあるんです。

(このブログで言うと

合格通知が届くと

何度も書くことで

実際に届いています)





今の例では

簡単すぎて

ふ~んくらいで

流されてしまいそうですので、




介護現場での考えを

お話します。



とあるお客様で


「前より歩けなくなった」


「足腰が弱った」


とおっしゃる方がいたとします。



すると

やっぱり、足腰が弱くなる。

以前より歩けなくなるんです。



言葉に力が加わるんです。


言葉が実現するんです。


そして、

そのお客様が

できない、やれない

と口にするたびに

そのお客様の言葉には力が

入っているから

実現してしまうのです。


(足腰、筋力が低下して

どこへもいけない

楽しみも無いなど)


どんどんどんどん、

その言葉が実現してしまい

人生が楽しくない・・・

生きていても何も意味がない


人生の最終章が暗闇になっていきます。




僕は仕事柄、

お客様の表情や声のトーン

動きなどに目を配ります。


その際、

普段使っている言葉も

注目しています。



機能低下が顕著な方って

「自分は~できない」

「年だからダメ」


という言葉が

圧倒的に多いと感じます。

(高齢者施設だからもちろん

多いというのもありますが)




そこで

その知識を逆手にとって

例えば

「(今日は)顔色いいですね」

「体の調子いいですね。」

「体の動きいいですよ。」


と声をかけ続けること

が心身機能低下予防につながると


感じています。



普段の会話や

レクレーション、

機能訓練の中で


このような+の言葉を

かけつづけること


介護者自身も

相手のこと、自分のこと

関係なく

マイナスの言葉を口にしないことが


よりよい介護現場の実現に

つながるのではないか?


と考えています。



そして、

ここで大切なのはもちろん実践です。


今日・明日と休みですが

水曜日からは

プラスの言葉をかけつづけ

自分自身にもかけつづけ


プラスの雰囲気で

希望に満ち溢れた

介護現場にします。