そのとき・・・お客様は聴いている! | ブログ

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保存用

みなさん、こんにちは。




最近、あそこにいた

あの人見えないね。


そう聴かれたのは

先日のことでした。



実は

体調不良や私用

突然の利用中止


などなど

デイサービスでは

当然、あり得ることで


デイに来ている

お客様すべてが

認知症というわけでもないし、

認知症でも理解力が

完全になくなるわけではないので



あの人どうした?


はよく聴かれることです。



本当は教えれば

話は早いのですが、


僕らには

個人情報保護法の名の元

個人情報を例えお客様と言えど

流出できません。



あまり意識していないスタッフも

いるかもしれませんが、


単なる私用でも

そこで言ってしまえば


ここのデイのスタッフは

何でも他人に喋る


と思われるでしょう。

(そんなスタッフはいないと

思いますが)



話を戻して、


お客様から

あの人は?


と聴かれ


「今日は来ていないですね」

と応えると


やはり

察知されています。


そうだよね。

それ以上言えないよね


と。



(基本、僕が休みの理由など

知らないということは

ほとんどありませんので、


僕は正直に

知っていても

教えられないんです。


と伝えています。


嘘をついても仕方ないと

思うので。)




そして、

お客様の1人から

言われたのは


「あの人ね、私は

一緒に喋らないけど、

親の悪口言ってるでしょ?


ちょっと、どうかな?って

思っていたの。」



その人と接しているところは

ほとんど見たことありません。


しかし、

そのお客様は

テーブル席が遠いながらも


相手の声が大きいこともあり



しっかり聴いているんです。



人の悪口言うのは

その場で笑っているかもしれませんが

気持ちいいことじゃないんですね。

(特に親の悪口はダメ)。



高齢者に対して

記憶力があいまいで

しっかり喋れなくて


と見下していませんか?


みなさまのお話も

しっかり聴かれていますよ。


僕も気をつけます。