スタッフの会話。 | ブログ

ブログ

保存用

みなさん、こんにちは。



以前の記事で

僕が初めて働いていたとき


お客様とコミュニケーションを

もっととりなさいと上司から

言われて


自分のことや自分の考えを

ひたすら喋ったら


最後に怒られたことがあります。


「誰があんたみたいな若造の

能書きを聴きたいと思っているの?」


と。



当時の僕は

「人に喋らせておいて

何なんだ!!」


と腹が立ちましたが



カーネギーとの出会いで

過去の自分の過ちに気づくことが

できました。



その上司は

”コミュニケーションをとって”


と頼んだのであって


僕に


「喋れ」


とは言ってなかったのです。



それでは、


「コミュニケーションをとる」


のと


「喋ること」


の違いって何でしょう?




今、思うのは


相手の話を聴くのか

自分のことを話すのか


その違いなんだと思います。



その当時の僕は

コミュニケーションと言うと

スタッフが何か面白いことを

話してあげるもの


と認識していました。



無知で傲慢な人間だったのです。



でも、本当は違うのです。



お客様の生まれた場所

育った環境

結婚したときのこと

子供は何人か

今は何人で住んでいるのか

家族はどこにいるのか


これらのことに興味を持つこと

そして、本人に聴いてみること

何だと思います。



送迎車の運転をしていて

スタッフが喋っているのを聴いて


当時の自分がフラッシュバックします。



車から見える光景ばかり喋らないで

外のことばかりではなく


内側のこと(お客様のこと)

に興味を持って


聴いてみればいい。



カーネギーも教えてくれました。



人間が一番興味を持っているのは

自分自身のことだと。



送迎車内だけでなく

デイサービスのフロア内

入浴中


どこでも同じです。


僕たちの何倍も生きている

お客様の人生に興味を持ち


聴いてみることが


何よりのコミュニケーションで

何よりのサービスになると

思いませんか?




お客様の内面に

もっと触れてみようと

感じた方は

1クリック

お願いします。

↓↓↓


福祉のめざすところ~読書で学ぶ、これからの正しい介護~





D・カーネギー
創元社
発売日:2007-03-28


この素晴らしい本との
出会いに感謝します

D・カーネギーの言葉は
人間と人間の関わりにおいて
基本です
人生の基礎となるでしょう

わたしたち福祉職がまず
読んでほしい

コミュニケーションを
実践法の基礎を心に
刻んでほしい