みなさん、こんばんは
前回はこちら
様々な理由で入浴を
断るお客様の真意は?
もちろん
一概に~です
とは言えません
ただぼくが思うのは
『人様に迷惑をかけたくない』
この想いではないか
ということです
Aさんとのやりとりでは
『体がこわいから』と拒否します
ここで福祉職が
『家族に頼まれたから』
『入ってもらわないとぼくが怒られる』
など話すのは
お客様の心に響かない
お風呂に入るのも
人様の迷惑をかけて
自分の孫くらいの人に
大変な思いをさせている
そう感じさせてしまえば
お客様は
『入らない』と
拒否すると思う
ぼくの心情では
せっかく入浴するのなら
身も心もさっぱりしてほしい
入るまで億劫でも
人様の迷惑など関係なく
気持ち良く入ってほしい
これを実現するには
お客様と心を寄り添うことです
Aさんの事例で言えば
『体がこわいから』と言われれば
否定しない
そうだね、こわいよね
とお客様の言葉を
心を肯定する
そのうえで
ここで入浴しておけば
帰ってから
夜もゆっくりできるから
ちょっとこわくても
入りましょう
と
※『こわい』とは北海道弁で疲れるを意味します
(つづく)