「愛情が怒りに変わることがあるのは人間だけではないということを、特に動物を飼っている方には知っておいて頂きたいと強く思います」


と言いましたが、理由があります。



このシリーズを書いていくにしたがい、危惧することが浮かんだからです。


それは、もしかするとそうなった動物に対し愛情がなくなり、“捨てる”にいたる人がいるのではないかということ。



しかしそもそも飼っている動物は、「家族」となり所有物ではないでしょう!?


人間だって怒れば冷たくもなるし、さらにそれが自分のせいであるならばどうですか?



もっと考えようよと言いたいです。




捨てられた動物達の多くが、人から逃げるのはなぜですか!?


その答えがわかるはずです。



愛されていたのは、アナタなんですよ。
その後、ちょっと驚くことがありました。


「志村動物園」
というテレビ番組があります。ご存じの方も多いと思います。


この番組でたまに、“動物と話が出来る女性”が登場します。

その中で猫の話がありました。


それまで仲良く家族として暮らしていた方に、突然懐かなくなった。

懐かなくなったどころか、様子がガラッと変わり、襲い掛かるまでになったそうです。


だからその方が家にいるときは、そこから隔離するとかゲージに入れるとかしないとダメだという話でした。


この番組のさわりを聞いた時、「ああ、これはきっと俺と一緒だ」とすぐ思いました。



その動物と話せる女性(確かヘレンさんだったと思います)が真相を探っていきます。


すると驚いたことに

本当にほとんど同じでした・・・


その方は確か学生で一人暮らしをせねばならなかったので実家を出たそうです(間違ってたらすいません)。


その時やはり私と同じように、しっかり家族の一員に説明をしなかった。


そして深い悲しみと寂しさが、怒りとなった・・・




信じるも信じないも自由ですが、私に起こったことは間違いなく事実です。



愛情が怒りに変わることがあるのは人間だけではないということを、特に動物を飼っている方には知っておいて頂きたいと強く思います。



続く
自分に置き換えてよーく考えると


納得でした。

チビのこの態度。


私は実家を出るときに、


“チビに何も説明していないんです”


絶対にこれだと思いました。



親や友人達は普段生活している中で、私がどうなって今後どこに行くなどが自然な会話や流れで分かっていますが、チビにはそれでは分からなかった。


そしてカマオが出掛けていった。

いつものように、ちょっとしたら帰ってくると思っていた。

ところが帰ってこない。
何日経っても、何週間経っても。


なんで?なんで帰ってこないの?


両手にスッポリ収まるくらいちっちゃな頃から一緒にいた家族が、突然何も言わずにいなくなった・・・



そういうことだったんです・・・


実際母に尋ねると、

私を呼ぶように探すように、夜になると鳴いていたそうです。



それから私は実家に帰るとチビの前で目を見ながら「ごめんな、何も言わずに行ってしまって」と何度も謝り、説明しました。


チビの気持ちを考えるとホントに申し訳なく、後悔しました。



すると・・・

徐々に触っても怒られないようになりました。

少しずつ、少しずつ。



その後も、心を込めて何度も何度も謝りました。



そしてある日実家に帰ったときのこと。


「ただいまー」と私。

「おかえりー」と母が言い玄関へ来る。


一緒にチビがきた。

母の足の影から私を見上げる。


「ただいま、チビ」私が言う。


チビが目を逸らす・・・

まだダメかな?
と思いながら靴を脱ぎ家へ上がると



「ゴロニャアンにゃー


チビが・・・


すねにスリスリと!!



ようやく仲直りが出来た瞬間でした。


それ以降、全くそれまでの様子は見られず、実家に帰るたびに「ゴロニャアンにゃーニコニコ


今は実家に帰り、また長野県に戻るときには必ず「また年末には帰るからな」「また二月に帰るからな」と伝えます。


続く