自分に置き換えてよーく考えると


納得でした。

チビのこの態度。


私は実家を出るときに、


“チビに何も説明していないんです”


絶対にこれだと思いました。



親や友人達は普段生活している中で、私がどうなって今後どこに行くなどが自然な会話や流れで分かっていますが、チビにはそれでは分からなかった。


そしてカマオが出掛けていった。

いつものように、ちょっとしたら帰ってくると思っていた。

ところが帰ってこない。
何日経っても、何週間経っても。


なんで?なんで帰ってこないの?


両手にスッポリ収まるくらいちっちゃな頃から一緒にいた家族が、突然何も言わずにいなくなった・・・



そういうことだったんです・・・


実際母に尋ねると、

私を呼ぶように探すように、夜になると鳴いていたそうです。



それから私は実家に帰るとチビの前で目を見ながら「ごめんな、何も言わずに行ってしまって」と何度も謝り、説明しました。


チビの気持ちを考えるとホントに申し訳なく、後悔しました。



すると・・・

徐々に触っても怒られないようになりました。

少しずつ、少しずつ。



その後も、心を込めて何度も何度も謝りました。



そしてある日実家に帰ったときのこと。


「ただいまー」と私。

「おかえりー」と母が言い玄関へ来る。


一緒にチビがきた。

母の足の影から私を見上げる。


「ただいま、チビ」私が言う。


チビが目を逸らす・・・

まだダメかな?
と思いながら靴を脱ぎ家へ上がると



「ゴロニャアンにゃー


チビが・・・


すねにスリスリと!!



ようやく仲直りが出来た瞬間でした。


それ以降、全くそれまでの様子は見られず、実家に帰るたびに「ゴロニャアンにゃーニコニコ


今は実家に帰り、また長野県に戻るときには必ず「また年末には帰るからな」「また二月に帰るからな」と伝えます。


続く