早いもので、アッと言う間に三ヶ日が明け、今日から仕事始めの方も多いと思います。
今シーズンの冬は強烈な暖冬の為、山形県の朝日町に引っ越してきて以来、初めて雪の無い年末年始の休日と相成りました。
除雪の為のメンテナンスを終えているHONDA雪一郎君が、まだ一度も出動していないという異常事態です。
毎日6、70cm積もった雪を雪一郎が吹き飛ばします。
で、今年の様子が次の写真であります。ーーb

舗装部分の敷地内積雪量ゼロ。
温暖化ですね~。
山形、今後は雪降らなくなっていくのかな~?ーー;それはそれで寂しい・・・。
ただ唯一の救い、それは除雪が嫌な人にとっては、とても嬉しい年越しでもあるようでした。
年越しと言えば日本人にとって欠かせないもの、それは大晦日に食べる年越し蕎麦です。
以前このブログにも書いた卯月製麺さんの蕎麦は、「梅安料理ごよみ」で絶賛されている干し蕎麦の名店です。
リンク 卯月製麺と梅安料理ごよみ
「これがたいていの町の蕎麦屋で高い金を払って食べる蕎麦よりも、よっぽど美味い。たいていはもりで食べるが、天ぷら蕎麦そばにすることもある。貝柱のかき揚げでものせればうまいことおびただしく、外で蕎麦を食う気がしなくなる。」 ー 「池波正太郎 梅安料理ごよみ」

今年も我が家の年越しそばは「卯月製麺」のお蕎麦をいただきました。
今回チョイスしたのは、卯月さんの数ある商品の中でも一番人気を誇る、”ほっそり細そば”です。
昨年は温かい蕎麦にしていただきましたが、上記の本にならい、ざる蕎麦を専用の特製つゆでいただくことに。
さらに貝柱ではありませんが、かき揚げを添えました。
この瞬間がたまらんのであります。
ふむ、新そばらしい良い香りだ。(by 海原雄山)
いただきま~す!!^人^
揚げたての椎茸、かき揚げ、海老天を食べながらいただく蕎麦は、まさに日本人に生まれたことに対し、改めて感謝するに値するのでした。
揚げ物はやはり揚げたてに限りますね。^^b
<おまけショートStory ー 梅安と彦さんの晦日蕎麦>
彦次郎 「梅安さん、お互い今年も生き延びることができたね。」
梅安 「ああ、彦さん。仕掛け人になって、ここまで長生きできるとは思ってなかったさ。」
彦次郎 「ああ、俺もそう思うよ。お互い明日はどうなることやら。」
梅安 「まあ彦さん、今宵は晦日蕎麦を楽しもうよ。生きてる間だけの楽しみさ。」
黙って深く頷く彦次郎。
そこには仕掛人だからこそ感じることができる者同士の、言葉を超えた深い共感があった。
続いて彦次郎がつぶやく。
彦次郎 「こいつあ、うめえ!」
梅安 「これは田舎の蕎麦だね。あの和尚の言葉には訛りがあったよ。」
燗を付けながら、二人の笑い声が耐えぬ囲炉裏の間からは分からなかったが、外では雪が降り始めていた。
二人の笑い声は雪に吸い込まれ、晦日の夜は静かに更けていくのだった。







