先日、最上川産の天然鮎を食べました。
天然鮎と養殖鮎の見分け方を朝日町に来た当初、お世話になっている方から教わっていたので、売っていた鮎を見た瞬間に一発で判りました。
天然と養殖の違いはまず色と口の形でしょうか。
天然物は腹側がオレンジっぽい色をしていて、口の形が野生的というか鋭いというか、そんな感じです。
あと、体型が全般的に締まった感じですね。なんとなく。
確度が一番高い判断方法はアゴの下にある片側に四つ存在する点が綺麗に左右対称か否か。
綺麗に揃ってますね、やはり。
でも、食べてみるのが一番判りやすいです。(笑)
天然のクロマグロと蓄養のクロマグロを食べ比べれば一発で判るのと同様ですね。
というわけで食べてみました、天然鮎を。
鮎は香魚と言われますが、やはり焼く前の匂いが違います。
香りが強いです。これはコケとか食べてるからでしょうか?
そして焼き上がりの鮎を食べます。
やはり味が強いというか野趣溢れるというかなんというか。
これはやっぱり天然ものです。
卵いっぱい抱えてたのでメスでした。
今回食べた天然鮎、昔は最上川で腐る程穫れたそうです。
私の母が子供の頃、最上川の水は透明で放課後は皆で鮎と一緒に泳いでいたと聞きました。
それくらい綺麗だったんですね。
そして現在、天然鮎が一匹700円とかする現実を見ていて、何か寂しい思いもしたりするんです。
お読みいただきまして、ありがとうございました。