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あの日、、高校1年生だった俺は、初めて女の子と付き合えることになった。
彼女から「好き」と言われて、、耳を疑ってしまったけど。。。
まぎれもない真実だったんだ。
そして、、、、
ずっと、ずっと幸せなんだって、疑いもしなかった。
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俺とエリナは、夜通し語り合って、ようやくお互いの気持ちを伝えることができた。
その後、疲れて眠ってしまったけど。。
深い眠りから覚めて、ふと思ったこと。
ああ夢、、か?
数年間片思い(?)してきて、ようやく恋が実ったんだから、
やはり、信じられなかったんだろう。
あわてて携帯電話を確認。。。
もし、メールボックスに昨日のやり取りが無かったら、夢オチ確定だ。。
もちろん、夢オチではなかったけど、メールを再度読み返して、
ようやく、現実のことだと認識した。
そう思うと、信じられないくらい幸せな気分になった。
エリナのことで、今まで散々悩み続けてきたけど、ようやく報われたと思った。
そして、それからというもの、エリナのことばかり考えるようになってしまった。
生活のほとんどが「エリナ」で埋め尽くされるくらいに、エリナのことばっかり考えてしまっていた。
幼すぎた俺は、それが後々、「大きなしっぺ返し」として返ってくるなんて、思いもしなかった。
<続く>