エリナに好きな人が居ると聞いて、ショックを受けてしまったけど、
俺は、エリナが好きだから、だからこそ応援しようと決めた。
「おせじなんかじゃないよ(笑)エリナは、自分が思ってるより、魅力あるよ。
だから、もっと自信もっていいと思う。諦めるのは早いよ。」
そう言って、俺の心は泣いていた。
もし俺がエリナのことを好きという気持ちが中途半端だったとしたら、奪おうと努力しただろう。
顔も知らない他の男に取られるくらいなら、
俺が振り向いてもらえるように努力したに違いない。
でも、そんなことは出来なかった。
だって、、本気で好きだったから。
俺は気づいたんだ。。俺が好きなのは、エリナの嬉しそうな顔、、優しい笑顔。
そして、不幸な人を放って置けない優しい一面。
君は、小学校の頃、いつも弱い子の味方だったね。
本当に優しくて。。
気弱そうに見えたけど、それは、君が優しかったから。
だから、、、エリナには幸せになって欲しい。
エリナの恋は邪魔しない。
悲しいけど。。
そう決心した矢先のことだった。
エリナからとんでもない台詞が放たれることになる。。
<続く>