不登校の小中学生とその保護者を支える新しい拠点「ハートフルセンター上大岡」が、8月27日にオープンしました。
横浜市教育委員会が開設したもので、オープンに先立ち、先日9月24日には施設見学会や棚園による講演会、マンガ教室などが開催されました。
当日の様子を取材してくださった神奈川新聞さんの記事
https://www.kanaloco.jp/news/government/article-1201333.html
この日は親子で参加される方々が多く、親子で一緒でも安心して聴いていただけるように、いつもの講演内容を少しだけアレンジしてお話ししました🤲
また、マンガ教室では、みんな笑顔で熱心に棚園の作業風景を見てくれたり、楽しそうに過ごしてくれて、とても嬉しかったです。
当日の参加者はおよそ45名。
講演会に寄せられた感想の一部をご紹介します。
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🕊講演会の感想より。
⚫︎子どもの発する言葉の裏には「こんな自分でも生きていていいのか」という気持ちがあると気づかされました。何気ない普段の会話を大切にしようと思います。壁を乗りこえるよりも、気づけば通り過ぎている──そんな考え方に救われました。
⚫︎不登校であることを受け入れられた棚園先生のお話が印象的でした。親としてはなかなか受け入れられませんが、本人が「生きる」ために少しずつ前向きになろうと思いました。
⚫︎「どんな道だって未来の自分だけの道に続いている」という言葉に心が楽になりました。子どもが中3で次の一歩をどうするか悩んでいたので、参考になりました。
⚫︎講師の先生のお人柄もあって、とても心が楽になるお話でした。「どの時間も無駄な時間ではなかった」「〜しなければならないと思わずに、今を楽しく過ごす」という言葉に共感しました。会場での質疑応答も心温まりました。
⚫︎ご自身の体験を、漫画の一コマを交えながらお話してくださり、当時の葛藤や親子のやりとりがとても伝わってきました。不登校5年目の我が家も、今回のような当事者の発信にとても励まされました。これからもぜひ続けていただきたいです。
⚫︎学校に行けなくなった息子の気持ちを、少し知ることができました。止まっているようでも進んでいる──そう思いたいです。
⚫︎「好きなことを大事に、自分らしい道を歩むことを大切に」という言葉が心に響きました。本日は貴重な機会をありがとうございました。
⚫︎昨年、完全に引きこもって不登校だった息子の母です。「お母さんの人生が自分のせいで変わることが困る」という子どもの気持ちを教えていただき、胸に響きました。
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上大岡ハートフルセンターで過ごす時間が、皆さまにとってかけがえのない、あたたかな経験になりますように。
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました🙏😊✨
●不登校関係のイベントの出演・講演会のご依頼をお待ちしております。
あくまで自分の経験談はひとつの例ですが、皆さんが大切に想う方々の気持ちを知るキッカケになれたら嬉しいです。
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