講演会「不登校からの旅路~学校へ行けなかった私たちが大人になるまで~」ご感想 | 漫画家 棚園正一

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7月26日、愛知県教育会館にて不登校をテーマにした講演会が開催されました。


演題は「不登校からの旅路~学校へ行けなかった私たちが大人になるまで~」。


主催は公益財団法人 愛知県教育・スポーツ振興財団です。

 

当日は、不登校・学びネットワーク県世話人の森下幸泰さんと、棚園の2人でお話しさせていただきました。


参加者は会場とオンラインを合わせて約80名。


その中から寄せられたご感想を、一部抜粋してご紹介します🙂

 

 

 

(以下・ご感想の一部)

 

⚫︎不登校の子たちがどんな気持ちでいるのか、どんな心の状態なのか知ることができたから。何にもない人なんていない。絶対何かある。もともと持っている。本当にその通りだと思います。待って見守りたいと思いました。

 

⚫︎不登校時に感じていた心の状態を聞くことができた。まじめで、いつも学校に行けてない自分を責めているつらい気持ちがひしひしと伝わってきました。自ら立ち直る自信、きっかけが必要であると感じました。

 

⚫︎不登校当事者からの言葉だから心に届くものがありました。自分を否定していた頃から生きていても良かったと思えるようになったこと、失敗してもいつでも何度でもやりなおせること。

 

⚫︎子どもの可能性を信じて「まつ」ことも大事だと思った。何かの「きっかけ」がめぐってきた時がチャンスだと思う。

 

⚫︎実際に不登校を経験した方の生の声を聞くことができ、とても参考になりました。不登校の子を持つ家庭の支援をする仕事に向かう際の心構えができたように思います。ありがとうございました。

 

⚫︎教員として何気なく言った発言が不登校のきっかけを起こしてしまうかもしれない。日頃の自分の発言をふり返って気をつけていきたいと思った。

 

⚫︎学校に行けずもがいている時間は、本人にとって後に大切なものを得るための有意義な時間だと支援者がゆったり構えていることが良いと学ぶことができました。

 

⚫︎親は子どもが学校に行けた、行けないに一喜一憂せずに平常心でいることが求められていました。親が隣のおじさんぐらいの気持ちの距離感で、頑張ってるね!って言うことは本当に難しいと思います。…少し遅れるかもしれないけれど、次第に追いつくという言葉が印象的でした。同じことの繰り返しに見えるけれど、螺旋階段になってると信じてあげたいです。

 

⚫︎仕事で関わる子にも我が子にも重なることが多くて、子どもの時の気持ちを振り返ってお話しされる時には、涙があふれました。私の今の対応が間違いではないんだとホッとしました。

 

⚫︎お二人の経験から話される言葉が優しく、不登校の子を見守るうえでのヒントが沢山あり、とても勇気づけられました。子供の可能性を信じてそばで楽しく過ごしていこうと思えました。

 

 

 

丁寧なご感想を、本当にありがとうございました😭🙏

ご参加いただいた皆様のお力に少しでもなれていたら嬉しいです。

 

棚園の講演会は9月20日愛知県あま市、28日に清須市で開催されます。

宜しければお気軽にご参加ください。

お待ちしております!

 

 

 

 

 

 

 

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