小学校1年生〜中学校3年生まで学校に行けなかった頃の自分へ向けて書いた手紙です。
数年前、岐阜県の飛騨市で講演させて頂いた時に作ったもので、それ以来、講演会の最後には必ず読んでいます。
今、学校に行けなくて悩んでる人たちに少しでも届けば嬉しいです。
学校に行きたくない君へ
みんなと同じように学校へ行けなくて、この先どうなるのかと不安で一杯だった頃、僕も同じことの繰り返しだと落ち込む毎日でした。
でも、今振り返ってみると違います。
同じ事の繰り返しのような毎日も、それは実は螺旋階段のようになっていて、少しづつ違う景色が見れていたような気がします。
もうこれ以上進めない!と、行き止まりに感じていた壁も、いつの間にかなくっていました。
それは、乗り越えたと言うよりは、僕にとっては過ぎて行った・・・そんな感じでした。
大人になってから楽になる事だって沢山あります。
いつからでもスタートはできるし、出会いだって何回でもやり直せるチャンスはあります。
勉強だって”やりたい”と思ったときにすれば充分だし、そのほうが覚えも良いと思います。
好きなことがあれば目一杯打ち込んでください。好きな事から学べることも沢山あ ります。
どうしても外に出たくなかったり、人と会いたくない時は無理をする必要は全くないと思います。
ただ少しでも気持ちに余裕が生まれた時は、外へ出て人との出会いを大切にしてく ださい。
何を頑張ろう!と意気込まなくても、今を大切に過ごしていれば、それだけで充分、素敵な未来へと続いてると思います。
元気に楽しく過ごしてください。