小〜中学校の9年間学校に行かず、なぜフリースクールには通えたの? | 漫画家 棚園正一

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棚園の不登校に関する講演会で、これまで寄せられた質問を不定期でご紹介させて頂きます🙂

(質問内容は、個人が特定されないように少し改変しています)

 

 

不登校に関する講演会で頂いた質問④

 

講演会の参加者さま

Q.「小〜中学校の9年間学校に行かず、なぜフリースクールには通えたのでしょうか?」

 

『学校へ行かなかった僕と9人の友だち 』 /著・棚園正一/双葉社

 

棚園

A.僕が通っていたのは、正確には大検(大学入学検定試験、現在の高校入学検定試験)に合格するための試験勉強をする予備校でした。

そのため、そこには不登校の子供や普通高校を中途退学した子供たちが集まってたので、フリースクールの要素も含んでいました。

 

そのスクールでは特に厳しい規則はなく、定刻に行かなくても構わないし、自分のやりたい科目に合わせて自由に時間割を組むことができました。

在籍していた人数が多かったため、そのような形態が可能だったのでしょう。

僕にとっては、自分自身のペースで通えることが重要でした。

そして、そこにはさまざまな理由で通っている人がいました。

不登校と言っても、これほど多様な背景を持つ人々がいることを知ることができて良かったです。

何より、そこでみんなと楽しく過ごすことができたことが良かったです

同年代の友人たちが一気にでき、自分にとって居場所ができた感じがしました。

学校に通わない生き方もありなんだということに気づき、自己肯定感も高まりました。