【不登校の兆候】「学校、行きたくない」と言われたら? | 漫画家 棚園正一

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不登校関係の活動の中で繋がった「びーんずネット」の金子さんご夫婦の記事を見つけました。

 

 

●前編

【不登校の兆候】「学校、行きたくない」と言われたら? “初期対応”を不登校の保護者支援団体に聞いた

 

 

 

●後編

【現在、不登校の真っ最中】どう乗り越える? 「アイスクリーム療法」も試した不登校支援ご夫妻に訊く“3つの壁”の乗り越え方 

 

 

 

(記事内で棚園の「学校へ行けない僕と9人の先生」も紹介してくださっていました。ありがとうございます。)

 

 

 

僕はまだ人の親ではないので、正直、不登校の子を持つ親御さんの気持ちが隅々まで分かるわけではありません。

 

色々なご両親のインタビューなどを見て、当時の自分の両親の気持ちを想像したりしながら、漫画の物語作りに活かしたり、講演会での質疑応答の参考にさせてもらっています。

 

いつも感じるのは、いかに多くの人が当時の自分と同じように"学校に行くのが当然”だと思っていたか、です。

 

うちの両親は、内心はどうあれ、そこまで「学校に行くのが当たり前だ」と言葉にするタイプではなく、両親から追い詰められる事はなかったのですが、僕自身は誰よりも「学校へ行くのが当然!!」と思い込んでいるタイプでした。

 

それは、メディアや、社会の考え方など、いつのまにか刷り込まれてきた沢山の影響があったんだと思います。

 

そして、そんな当然のことができない自分には、どんな未来が待っているんだろうと不安で一杯でした。

 

あの頃、もし"不登校のその後"を知る機会、情報があれば、少しは心を軽くすることができたかもしれません。

 

"自分だけじゃないんだ"

 

そう思えるだけで、不登校をしている本人や、その家族にとっては気持ちが楽になるはずです。

 

金子さんご夫妻もインタビューの中でおっしゃっています。

 

"「情報」があるのとないのとでは、不安も、悩みも、安心感も、全然違ってきます。困ったことがあったらどんどんSOSを出して、まず「情報」を取りに行ってください。"

 

そして、

 

"「不登校=人生の終わり、ではない」"

 

と。

 

そして、金子さんご夫婦が取材・編集して発行されているびーんずネットさんの本には、お話を聞いているゲストの方と同じ目線に立って、まるで側で一緒に話を聞いてくれてるような、安心感や優しさを感じます。

 

ただ伝えるだけではなく、

 

"一緒に考えていきませんか?"

 

そんなふうに言ってくれているように。

 

宜しければ手に取ってみてください。

 

おすすめです。

 

 

 

●びーんずネットとは?

(びーんずネットさんHPより)

 

びーんずネットは、金子(A)と金子(J)のユニットで運営する、「親が楽しく学べる場、気づきの場」です。

わたしたち自身が、息子の不登校を経験してそれぞれに迷い、悩んだ親です。

その経験から得た気づきをもとに、不登校をテーマにしたセミナーの企画・運営や、親子のコミュニケーション講座の開催、不登校インタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』などの出版もおこなっています。